ギタドラ初心者応援マニュアル(ドラム編)
もちろん、ドラム編もあります。
はじめに
皆さんこんにちは、初めましての方は初めまして、早稲田大学音ゲーサークルBBD15期のでんたくといいます。2023年度幹事長を務めています。
普段はビートマニア、ドラムマニアを中心に、いろいろな機種を触っています。
今回はBBD新歓企画として、GITADORA、特にDrum Maniaを始めてみたい!もしくはやったことはあるけどこれから頑張ってみたい!という方の手助けになるような情報を、自身の体験などに基づいて軽く紹介したいと思います!
ギター編も以前に書いたので、気になる方はぜひそちらも併せてご覧いただけると幸いです。
ギターと共通しているシステム面等はこちらと重複している箇所が多いため、あらかじめご了承ください。コピペって言うな!
なお、本記事では紫ネーム(スキル5000)を最終目標に設定しています。人によって紫ネームまでの期間は様々ですが、数か月遊んでいれば余裕をもって達成できるくらいの目標だと思います。
この記事ではスキルを中心に話を進めていきますが、ギタドラの魅力、面白さをお伝えしている記事はnoteなどのブログに数多く存在するため、そちらも併せて読んでいただけるとギタドラがもっと好きになれると思います!
楽しみながら目標達成に向かって頑張っていきましょう!
ステップ1 操作に慣れよう
事前準備
そうと決まれば早速ゲーセンに向かいましょう。最寄りのギタドラ筐体は公式サイトの筐体検索機能から調べることができます。場所や時間帯によっては利用料金(Pフリー、DXモード等)が安かったりするので、余裕があれば調べておくといいでしょう。またゲーセンによって、黒い筐体と白い筐体に分かれています。モニターのサイズ、スピーカー、バスドラムの踏み心地などに差異があるので注意しましょう。
BIGBOX高田馬場のタイトーは黒筐体で、パッド、バスドラム共にメンテナンスは良好です。自分もよくここで遊んでいます。
paseliにお金をチャージするか100円玉を用意して、いざプレーしてみましょう。e-amusement passがあればプレイ状況を保存できたり、隠し曲を解禁できたりするので、そちらも忘れずに準備しておきましょう。
お金を入れる前に、必ず椅子の位置と高さの調整をしましょう。高さ調節方法は店舗にある椅子の種類によって様々ですが、基本的には座面の裏側に調節レバーやねじが備わっているはずです。
高さの目安として、自分は「座ったときに膝の角度が90~100度になる程度」にしています。プレイしていて窮屈に感じたり、スティックを空振りしてしまう場合は、都度高さや位置を調整しましょう。
いざプレイ
お金を入れ、イーパスをかざしてゲームスタート。ゲームモードは全部で四種類ありますが、慣れないうちはライトを選択しましょう。ライトでは三曲必ずプレイできます。ほかのモードについては後で軽く触れたいと思います。初めてのプレーの場合、チュートリアルがあるので必ず確認しましょう。
選曲をする前に必ずオプション画面でハイスピードを設定しましょう。バスペダルどちらかを二回踏むと画面が遷移します。スタートボタン横にあるHELPボタンを押すと簡易的な初心者用オプションが出てきますが、詳細な設定を行う場合は前者をお勧めします。最初は2.0~2.5くらいで様子をみつつ、曲ごとに微調整を行うのがよいでしょう。また、レーンカバーや判定ライン調整などを利用すればノーツの視認範囲を狭めたりすることもできます。
ギタドラというゲームは、他の音ゲーができるからいきなり高難度曲もいける!なんてことはほぼありません。初めての人は必ず難易度値1~2のものを選曲するようにしましょう。
難易度値、曲名、アーティスト名などフォルダ分けがしっかりしているため、曲探しもそこまで苦労はしないと思います。また今作から選曲時間が大幅に伸びたこともあるので、焦らずゆっくりやりたい曲を探してみましょう。
バスドラムについて
選曲中、プレイ中は基本的にバスペダルは両足共に踏みっぱなしで大丈夫です。ノーツが降ってきたタイミングで足を上げ、自然におろすだけでバスは反応してくれます。下向きの力を強くかけたり、ペダルを蹴るようにしてしまうと、バランスが崩れてミスが増えたり、すぐ疲れたりするので、できるだけ省エネを意識できると良いでしょう。
自分は始めたての頃、プレイ中常に足を浮かせてバスが来た時だけ下ろすという常時体幹トレーニングスタイルでやってました。修行?
タムの位置と認識
初心者の多くが躓くポイントとして、タム(特にロータム、フロアタム)の叩き間違えがあります。
ハイタムに関してはスネアと隣接していることもあり、比較的認識しやすいと思いますが、あまり降って来ないロータムとフロアタムは、最初のうちは叩き間違えることが多いです。
認識としては、「赤が上、オレンジが下」と意識すると良いでしょう。
オープンとクロス
ドラムの奏法として、オープンスタンスとクロススタンスというものがあります。大雑把に言うと、ハイハットを左手を刻むのがオープン、手を交差し、右手で刻むのがクロスです。
バスドラムとのリズム同期のしやすさ、タムの対応のしやすさなど、どちらも一長一短ではありますが、最初はオープンスタンスをお勧めします。手の交差がないぶん、比較的直観的に手を動かせるからです。譜面に合わせて適切に使い分けたりしている方もいますが、まずはどちらかのスタイルに十分に慣れておいてからのほうがよいでしょう。
ステップ2 色々な曲を触ってみよう
操作方法を覚えたら、ギタドラに収録されている様々な曲を触ってみましょう。版権曲はもちろん、ギタドラオリジナル曲も魅力的なものばかりです。コナミのほかの音ゲーを触っている人は、知っている曲が移植されているかもしれません。ギタドラ用にアレンジがされているものも多く、原曲とはまた違う一面を味わえたりします。意外な曲が入っているかも…?
Joyeuse、ギタドラに入ってるのは意外でした。しかもちゃんと難易度高いし。
ゲキチュウマイなどに数多く曲を書いている、ドラマーの山本真央樹さんももちろんギタドラに楽曲を書き下ろしています。ほとんどの曲は非常に難易度が高いですが、ドラムソロがとにかくカッコいい!
自分のできる範囲の難易度値から検索して、新しい曲に出会うのもいいかもしれません。そこから作曲者を辿ったり、知り合いにオススメを聞いたり、はたまたランダムセレクトにお任せしてしまうなんてのもありかもしれません。
いろいろな曲に触れ、多くの譜面傾向をプレイするのは、上達においてとても重要だと考えています。
ステップ3 スキル対象曲を埋めてみよう
スキル値とは
ギタドラにおいて、実力の指標として一番用いられているのがネームカラーであり、その色は自身のスキル値によって決定されます。曲ごとに設定されている難易度値(1.00~9.99)と、プレイした際の達成率(0~100%)から曲別Skillが算出され、その合計がスキル値となります。ボルテのVolforceや、ゲキチュウマイのレートをイメージしてもらうとわかりやすいかと思います。
スキル値1000になるとネームカラーが橙になり、以降500ごとに色が変わっていきます。
HOT枠とOTHER枠
スキル値はHOT枠25曲とOTHER枠25曲の計50曲から算出されます。HOT枠とは現行バージョンから収録された曲のみで構成される枠であり、現行作品以前のものは全てOTHER枠となります。(CLASSIC曲という例外あり)
HOT、OTHER共に上位25個の曲別Skillが採用されるため、楽曲削除などがない限りスキル値が減少することは基本的にはないです。
スキル対象を埋めてみる
操作にある程度慣れて来て、ドラムがちょっとわかってきたら、いよいよスキル対象を埋めてみましょう。ほとんどの曲がOTHER枠に入ってくれるため、何回か遊んでいればあまり意識せずともOTHER枠は埋まり切っていると思います。HOT枠は、「スキル」カテゴリー「HOT曲」フォルダーの中にある曲を選曲していけば順当に埋まっていくと思います。ただし、HOT曲については一部解禁作業が必要なものが存在します。解禁については後程触れたいと思います。
OTHER枠を埋め、HOT枠もほぼ埋めきった段階で、スキル値はおおよそ2000~3000ほどになっているはずです。本記事の最終目標である5000まで折り返しです。頑張っていきましょう!
ステップ4 達成率を意識してみよう
達成率とクリアランク
各トラックのプレイが終了するとリザルトが表示されますが、リザルトではプレイの出来栄えが達成率として表示されます。達成率は、「どれだけ精度がよかったか」「どれだけコンボをつないだか」「どれだけフレーズコンボを拾えたか」の三つの基準から算出されます。また、達成率によってC~SSのクリアランクが振り分けられます。
精度にもよりますが、フルコンボでSSランク、2~3フレーズつないでSランク、1~2フレーズつないでAランクくらいです。
まずはランクAを目指してみよう
達成率73%以上でクリアランクAになります。1~2フレーズ分コンボを繋いでいれば、多くの場合Aは取れると思うので、まずはそのあたりを目安にするといいでしょう。筋トレやランニングと同じように、少し負荷がかかるくらいがちょうどよいため、自分にあった難易度を選ぶ際の指標にもなるとおもいます。
達成率が伸びないときは
同じ曲を何回かやっても思うように達成率が伸びない場合があります。その原因として、
・実力不足で認識や手、足が追い付いていない
・特定の箇所で必ずコンボを切ってしまう
・体調が万全でない
などが挙げられます。
認識が追い付いていないのであれば、ハイスピードを落としてみたり、一度その曲から離れて少し難易度を落とした曲を触るなどしてみましょう。体調面(特に睡眠)はプレーにかなり影響が出るので、前日は夜更かしをしない、朝食をとるなど、気を遣うようにしましょう。
また、足を酷使すると、脛が張ってきたりするので、その場合はプレイを切り上げ、お風呂などでよくほぐすなど、ケアを欠かさず行いましょう。もちろん腕も同様、筋肉痛には気を配りましょう。
ステップ5 曲の解禁について知ろう
スタンダードモードとアンコールステージ
Paseliで(多くの場合)120円を支払うことで、スタンダードモードを選択できます。スタンダードはライトと違い、LONG曲という2トラックを消費して通常よりも尺の長い曲を選曲できたり、3曲のクリアランクによっては、アンコールステージという4曲目を遊べたりします。
アンコールステージでは専用の楽曲が遊べたり、アンコール専用楽曲を選曲し、高いperfect率をだせると更にプレミアムアンコールステージという5曲目を遊べたりもします。アンコール、プレミアムアンコール楽曲はいずれもHOT曲に分類されるので、HOT枠のスキルを上げたいときは挑戦してみましょう。
いまは無き動くプレアンのプレビュー
かっこいいのでぜひ見てください!
DX解禁とは
ゲームモードの一つに、Deluxeモードというものがあります。このモードは先ほど触れたスタンダードモードの要素に加え、Deluxeフォルダという専用のフォルダが出現します。ここには自分が現在解禁していない楽曲が入っており、選曲しクリアするだけで以降ライトやスタンダードモードでも遊べるようになります。なお、アンコールに進出できれば1プレイにつき4曲も解禁できるため、できるだけクリアランクSを狙っていきましょう。
Deluxeモードで解禁できる曲リストは公式サイトに掲載されているので、解禁しておきたい曲を事前に探しておくとよいでしょう。
解禁イベントについて
ギタドラは隔週水曜10時からイベントを開催しており、中には新曲の解禁イベントが含まれています。解禁方法は様々ですが、RANDOMチャレンジ以外は複数回普通にプレイするだけでいつの間にか解禁されるものがほとんどです。
最近のギタドラ運営は気合が入っているからか、イベント開始前日に予告映像をTwitterにあげるようになりました。ありがたい。また、今作からイベント期間がかなり長くなり、余裕をもって解禁できるようになりました。ありがたい。
イベント楽曲はHOT楽曲となり、スキルを伸ばす際に非常に重要になるため、忘れずに解禁しましょう。
最近では大型イベントが開催しており、全部でなんと12曲も解禁できるため、ぜひ解禁しておきましょう。
ちなみにこのイベント、効率よく進めないと結構な時間がかかるので注意。
解禁不可楽曲について
イベント期間が終了した楽曲は、しばらくの間どんな手段でも解禁することができません。解禁不可楽曲をプレイしたい場合は、誰かにセッションをお願いし、投げてもらうしかありません。もし投げてほしい曲があれば気軽に自分にお声掛けください!ついでにいい曲も紹介します!
ステップ6 スキル値を意識してみよう
目標を設定する
学業、スポーツ、ゲームなど、明確な目標を設定することはモチベーション維持や効率の良い成長に非常に重要です。達成したい目標を設定し、それにむけて努力していきましょう。
ギタドラにおける目標として一番わかりやすいのはネームカラーだと思います。現在の自分のネームカラーの次のカラーを目標に設定しておけばとりあえずはOKです。他にも、「単曲スキル100を出したい」「~~でクリアランクSを取りたいorフルコンボしたい」などのすぐに達成できそうな短期目標を立ててみるのもいいかもしれません。
稼ぎ曲を見つけよう
ギタドラには、難易度値に対して譜面が簡単な、所謂稼ぎ曲というものがあります。スキル対象は、基本的には稼ぎ曲を狙っていくことになると思います。そこで、稼ぎ曲探しに便利なのが、GSVというサイトです。
GSVでは、ネームごとにプレイヤーがどの曲をスキル対象にしているかをリストアップされていたり、他の人のスキル対象曲を閲覧できたりします。稼ぎ曲一覧の上位は基本的に稼ぎ曲になっているため、一通り触っていくだけでもスキルがぐんぐん伸びていくはずです。
太鼓の達人をやっていた人へ
なんとなく予想ができたかもしれませんが、このゲーム、太鼓の達人で培った地力がかなり輝きます。具体的には高速スネアロールや左手スタートの複合、タムのごり押しなどの手全般の技術がかなり活きてきます。自分もその一人でした。
Timepiece phase II BAS 7.50
PRIMAL SOUL EXT 8.60
A.DOGMA BAS 7.65
たたえよ!絶対覇権アリーシャ帝国 MAS 8.05 or EXT 6.30
とびっきりのふわっふわ MAS 7.15
以上の曲は、高難度ながらも太鼓経験者ならかなり稼ぎやすい譜面です。紫ネーム狙いでも活用できると思います。
こういったスネアロールが拾えるかも?
紫ネームを目指す
いよいよ本記事の最終目標である紫ネームを目指してみましょう。紫ネームになるためには、単曲スキルが平均100を超える必要があります。スキル100達成のためには、
・5.50~5.95をS〜SSランク もしくはフルコンボ
・6.00~6.45を達成率85~90%
・7.00以上の曲をAランク~Sランク
などが挙げられます。自分にあった方法でスキル100を目指しましょう。
自分は5後半のS狙いを軸に、高難度特攻を混ぜつつ紫ネームになりました。
この先にあること(紫ネームになった人向け)
紫ネームを達成した皆さん、おめでとうございます!ここまで来たプレイヤーは、いよいよ中級者の領域に突入します。
ここから先の難易度帯では、左足が多く降ってくるため、より足の技術向上が求められます。ダンスビート、ツーバス、サンバキックなど、バスドラムだけでも多彩な表現が存在し、いずれも習得するとスキル上昇に大きく絡んでくるものなので、一つ一つ練習していきましょう。
目標設定→達成のサイクルを意識しつつ、楽しみながらさらに上を目指していきましょう!
さいごに
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。皆さんのギタドラライフの一助になれれば幸いです。
また、BBDにはDiscordにてギタドラ鯖が存在し、上達の手助けになるようなお役立ち情報や、相談チャンネルなどが存在します。不定期にIRなども開催しているため、気になった方はぜひとも参加してみてください!
これからもギタドラに関する情報を発信していくかも?モチベーションと時間があれば頑張りたいと思います。ありがとうございました!
おわり
こんどこそおわり
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