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小説 ボクのライフワーク

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パソコンの組み立てが好きで、店で部品を探している時に見たこと無い部品と出会った。その部品をなんとか動かしたら、未来のパソコンだった。そのパソコンから未来のいろんな技術を覚えていっ…
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#ホワイトマウス

ボクのライフワーク 第4話

 加藤さんはついに音を上げて、前田助教に助けを求めたが、前田助教にも分からない。結局、大橋教授にも話を持っていったが、大橋教授も図面のすごさには感心していたらしいが、結局どうやったらうまくいくのかわからなかったみたいだ。 「もう、これが解けるのは、あんたしかおらへん。」 「それ、ライフワークにする?」 「あほか、一生考えてられんわ。」 「わかった、3ヵ月あげるから、がんばってみてよ。」 「くっそ~、負けへんで。」 加藤さんはかなりの負けず嫌いのようだ。見てて、飽きないよ。

ボクのライフワーク 第5話

「大手企業の内部ネットワークに侵入して、誹謗中傷を暴くこともできますが、いかがしますか?」 それは・・・まずいだろ。でも、その企業のいじめを受けている社員はかわいそうだよな。 「ちょっと、考えさせて。」 「わかりました。」  痕跡は残らないようにできる。さて、どうするかな。ボクは、誰もが知っている大企業の内部ネットワークを見てみた。フィルタをかけてみると、この会社もひどいものだ。多分、上層部は知らんのだろうな。下手すると、上層部が隠し立てしている恐れもある。それなら、知って