奥大山ガイド講習in鏡ヶ成
7/30(日)江府町観光協会主催 奥大山ガイドクルー講習会in鏡ヶ成
午前は湿原→象山 昼休憩後 午後は湿原→擬宝珠山 とうい流れでした。
湿原入口付近にはサワヒヨドリとオカトラノオが沢山咲いております。
少し中に入るとオオバギボシ、アブラガヤといった植物も花を咲かせております。
よくよく観察しているとオオバギボシの中に入っていくマルハナバチの姿も、、、生態を観察できると感動しますよね
湿原を観察していると低木の植物が目立ちます。
今鏡ヶ成湿原は乾燥化によってどんどん植生遷移が進んでおり
草原や低木の植物が目立つようになっています。
なんとかそれを食い止め湿原生態系を維持しようという活動が進められているそうです。
つらつらと植物の名前を書いておりますが、私は植物に関してはド素人で今回の講習に参加するまでは湿原に生えている植物の名前も生態も知らない状態でした。今回も4.5種類程度しか名前や生態を覚えていませんがそれだけでも湿原がただの風景ではなく生態系だと捉えられるようになりました。
登山ではまず象山に登りました。 ちなみに象の顔のよう見みえることが名前の由来だとかなんとか、、、
森の中は涼しいですがある程度標高が上がると低木に変わるので日を遮ってくれるものがありません。大変暑い! ですが頂上から見える景色の綺麗さには感動です。
帰りの下り途中なんとマックスサイズのヤマカガシ♀がヒキガエルを咥えておりました、こちらにびっくりして途中ヒキガエルを吐いてしまいましたが、、、 ヤマカガシのヒキガエル捕食は有名ですがまだ実物を見たことが無かったので感動です。
そんなこんなで午前終了
午後からかは擬宝珠山登山です。
擬宝珠山はカタクリの自生地でもあります。春先になると多くの方がその姿を観察しに登りに来られます。
午後は午前とは比べ物にならないくらい暑く湿度も高くなかなか大変でした。 ですが頂上から見える景色は素晴らしいもので岡山県の蒜山高原と鳥取県の大栄町(?)日本海を一望できます。 この景色を見るためなら多少の暑さでもがんばれます。
もうシーズンは過ぎたのかなと思っていたのですが山の中の涼しい場所にはまだ渡り蝶のアサギマダラも数匹確認することができました。
さんざん暑い暑いと言いましたが鏡ヶ成は避暑地です。非常に涼しい場所となっておりこの日も多くの方がこられておりました。
暑い夏から逃げたくなったときは是非お越しください♪
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