普通にネットショッピングする際、よく確認した方が良い事(その2)

この記事は、私が個人でやる前、会社のネット通販業務で得た「ネット購入時に少し確認してもらえれば、売る側も買う側も面倒や問題にならなくて済む」であろう事柄のいくつかを、私なりにご紹介させて頂く「その2」になります。
「その1」で述べましたネット購入の際の基本的な流れ
①「購入したい商品を決める」
②「購入したい商品をカートに入れる」
③「購入を決めた商品をレジに持って行く」
④「発送先、発送方法を指定する」
⑤「支払方法を決める」
⑥「商品の購入を確定する」
のうちの①と②において確認して欲しい事を前回の「その1」で書かせていただきました。「その2」では③と④において確認して欲しい事を書きたいと思います。

なおこちらは、「ネットショッピングにおける偽サイトの回避やセキュリティ強化法」と言った内容ではないので、予めご承知の上、読んでいただければと思います。
またこの内容は、当店に関わらず、様々なショッピングサイトを使う際にも参考になると思います。

③「購入を決めた商品をレジに持って行く」において確認して欲しい事

「いや、レジに持って行くだけでしょ?」と言われればその通りなんですが、確認と言いますか知っておいて欲しい事は、「レジに入れただけでは購入確定ではない」と言う事です。言い換えれば、「レジで精算(確定)するまでは何度でも商品選択に戻れる」のです。先の記事でも述べましたが、発送方法、支払方法を指定されない限り、お店側には情報がいかないのです。なので、ここはさっくりレジに入れましょう。

なお、以前に購入したことがあってサイトに情報を登録してある場合には、発送先、発送方法などが一気に表示され、次で確定まで行けたところがあった気がします。まぁ、これが表示される方はネットショッピングに慣れていると思いますが、送料、値段等最終確認は怠らないに越したことは無いですね。(この記事ですと①、④、⑤、⑥の確認事項をきっちり確認して頂ければよいと思います。①の商品の確認を挙げたのは、慣れると逆に「あ、この系統の商品なら、当然ケース付くだろう」といった「経験による思い込み」が起こりうるからです。お店によって本当に変わるので、面倒でも、商品説明は確認しておいた方が良いと思います。)
レジに入れたら大抵、次は④の発送先に行く訳ですが、商品によっては「ラッピング」、「メッセージカードの指定」といった、商品オプション画面が出る場合があります。ラッピングに意外とお金がかかる場合があるので、金額もきちんと確認して選びましょう。
逆に「ラッピングがあるはずなのに、画面が出ない」場合は、ラッピング指定ができない商品を選んでいる場合があるので、戻って確認すると良いかと思います。10個似たような商品が並んで表示されて、全部ラッピングできるように見せて、何故か1個だけラッピングできないと言うこともあり得ます。(不思議なことに、買いたいものがその一つに当たる経験が私は結構あります^^;)

④「発送先、発送方法を指定する」際に確認しておきたい事

さあ、次はいよいよ発送先と発送方法の指定です。ここをきちんとしておかないと、違う所に言っちゃいますからね・・

とその前に、大事なことを忘れていたのでこの時点で書いておきます。ネットショッピングする際は「メールアドレス登録」を要求されることがほとんどです。「メールアドレスは自分が使っている(最低でも届いた時に返答できる)ものを登録」しましょう。当たり前に聞こえるかもですが、「PC買った頃にメアド取得したんだけど、今は使ってない」ってこと無いですか?でも、PCはそれを記憶していて、勝手にそれがメアドに指定されるなんてことがあり得ます。ネットショップとのやりとりの基本は「メール」です。メアドが違っていると、何かあった際の連絡が非常に取りにくいのです。(あとは電話ですが、お店側からいきなりかかってきたらびっくりしますし、時間も手間もとっちゃいます‥)ここはフリーでも大抵は問題無いので、きちんと使っているものを登録しておくと後々面倒くさくないですよ。

さて、発送先の指定ですが、「届けて欲しい住所が最後まで記載されているか」確認しましょう。これも馬鹿にしているように聞こえるかもしれませんが、「郵便番号が違う」「番地が抜けている」、「マンションの部屋番号がない」というのが結構あるのです。あと、「引っ越し前住所が指定されている」と言うのも結構あります。また、「発送先住所登録」は便利ですが、普段と違う所に贈り物した後ですと、次はそこが指定されていたりするので、普段のところに戻さないと、期せず贈られた方は「あれ?」となってしまいます。店側からしたら存在する住所に送る訳なので‥
そして発送方法の指定。ここで確認して欲しいのは、「送料」「配送予定日」はもちろん、必要ならば「追跡番号はあるか」「日時指定はできるか」も確認しておいた方が良いです。なお、配送予定日はあくまで予定日です。それより遅れる場合もありますし、逆に早く到着する場合もあります。配送予定日より1,2日遅れても問題ないくらい余裕のある注文が良いと思います。予定日を過ぎても届かないようなら、問い合わせして頂いてもちろんOKです。ただ、普通郵便だと天候(発送先の天気が良くても配送途中で止まる事もあります)や土日祝日の配達が休みで遅れることもあります(予定日はこの辺考慮してないことも多いです)ので、ご容赦頂ければと思います。
送料無料の場合でも、例えば「明後日には欲しい!」のに普通郵便を使う「ゆうメール」に発送方法を指定してしまっては、指定日までにまず届きません。おまけにゆうメールは「追跡番号が無い」ので、「今どの辺り?」と言った問い合わせを受けてもお答えできないのです。
そして悲しい事に、大抵のサイトでこの発送方法に関する説明はありません。正直私も、ネットショッピング関係の仕事をするまでよく知りませんでした・・。発送方法には様々なものがあるので、知らないものならその都度調べた方が良いと思います。一応ここでは、私が知っている日本郵便の発送方法をご紹介します。
「ゆうメール」:追跡番号なしの普通郵便。ポスト投函。日時指定はできない。送料はかなり安いが、届くまで時間がかかる。
「クリックポスト」:追跡番号ありの普通郵便。ポスト投函。日時指定はできない。送料は安いが、届くまで時間がかかる。(発送者自身でネット上で手続きをしないといけない)
「ゆうパケット」:追跡番号ありの普通郵便。ポスト投函。日時指定はできない。送料は安いが、届くまで時間がかかる。
「レターパック」:追跡番号ありの速達扱い。対面渡し。日時指定はできない。速達扱いなのでやや値段はやや高め。(専用パックの値段が送料にあたる)
「ゆうパック」:追跡番号ありの対面渡しで、日付指定ができる。代引きの指定も可能(手数料がかかる)。届くまで比較的時間はかからないが、値段は高いめ。大きいサイズの発送が可能。

また、発送方法はネットショップによって指定できるものが異なります。「自分は○○運送が良いんだ!」と言っても、そこが使えない場合も十分あります。「お店のミスで商品が届かない」といった特殊な場合だと対応してくれるかも知れませんが、通常は指定の配送方法から選んでください。
なお、⑤の支払方法で「代金引換」を指定する場合、強制的に「代金引換」の可能な発送方法に変わる場合があります。その際は送料も高くなる(少なくとも手数料はまず発生します)ことがほとんどなので、注意が必要です。

この記事ではネット購入の手順①~⑥の内の③と④の確認事項を紹介させてもらいました。
ただ、サイトによっては「注文者」や「発送先」の情報。「支払方法」も一度に入れるパターンもあると思います。その際は④,⑤,⑥の確認事項を確認しながら落ち着いて入力いただければと思います。
その場合、「注文者と発送先が違う場合は特に注意」が必要と思います。注文者の情報を入れると、次に発送先の情報を入れようとした際、注文者情報が自動入力されたりするかも知れません。便利な機能ですが、発送先を変える際は大きなお世話ですよね・・・相手先の郵便番号、住所、名前、きちんと確認しましょう。また、電話番号については、もし「相手先の番号を知らない」とか、「相手先に配達員が電話を掛けられても、迷惑がかかるんで辞めて欲しい」と言った際は、注文者の電話番号でも問題無いので入力しましょう。

前の記事で紹介すべきだったこともあり、順序がバラバラになって申し訳ありません。おそらく抜けていることもまだあると思うので、一般的なネット購入の流れで「この辺知りたい」と言ったことがあれば、お気軽にコメント頂ければと思います。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。

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