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『ビフォア・サンライズ』

三部作の第一弾。
1995年。

最近多いな、有名作品の再上映。

偶然同じ列車に乗り合わせた男女が
ウィーンで降り、
ただただしゃべり続けるだけの映画。
最初から最後まで二人の会話だけ。
何か劇的なことが起きるわけでもなく。


第三弾の『ビフォア・ミッドナイト』で
私たちは二人のその後を知っている。
そのうえでこれを観ると
初見にはなかった味わいが生まれ、感慨深い。

二人とも美しい。
出会って間もなく、レコードショップで視聴をするシーンが好き。


当初は『恋人までの距離(ディスタンス)』というタイトルだったような。

イーサン・ホークは脚本にも名を連ねてる。

イーサン・ホークとジュリー・デルピーどちらもほぼ出ずっぱりなのに、
二人のギャラにかなりの差があったらしく、
ジュリーが直訴した、というインタビュー記事を読んだことがある。
イーサンは子役の頃から大活躍、
当時はすでにキャリアを確立していたから
何となくあり得る話ではあるし、
他方で、
女がそれだけ軽んじられていた…
ということも想像がつく。


子役時代。真ん中にいるのは今は亡きリバーフェニックス(涙)


続編の『ビフォア・サンセット』『ビフォア・ミッドナイト』もおすすめ。

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