秋の黄金比

こんにちは。秋ですねえ。気づいたら朝と夜が寒い。警視庁は今、夏の死体を探してるらしい。私は四季の中なら冬が1番好きで、夏が1番嫌いです。なぜなら夏は冬から1番遠いからです。暑いのも、うるさい花火の音も、エアコンで風邪をひくのも、全部我慢できますが、冬が好きすぎて夏が嫌いです。でも冬至を控えた長い夜は、こんな拗らせオタクみたいな人間も受け入れてくれる懐の深さがあります。夜が好きです。寒いのも好きです。雪が好きです。冬の匂いが好きです。冬、好きだ、、、。秋を冬の助走と思ってるまであります。とは言え、秋は2番目に好きです。皆が夏服からセーターに以降する時期だからです。男女問わず制服のセーター姿は最高だと思います。冬は、みんなブレザーも着始めちゃうからね。でも秋の嫌いポイントとは言うと!コンビニスイーツが芋と栗に占領されるところです。そして芋や栗のスイーツを見て秋を感じるのも嫌です。僅かに焦燥感を覚えます。もっとシャインマスカットのスイーツを出してください!あでもかぼちゃプリンだけは好きなので無くさないでください。先程も冬の匂いが好きと言いましたが、四季には匂いがあります。春は、入学式の匂い。夏は、車で高速道路を運転してる時に後ろの席で少しだけ窓を開けると香るあの匂いです。秋は冬の匂いを薄めた匂いで、冬は白くて硬い匂いです。毎年冬前になると家の階段を少し登った時、その匂いがフワッと香ります。その感覚がすごく好きです。秋の匂いはこれから見つけていけるかな、、、。こんな私ですが秋生まれです。でも自分の誕生日ってあんまり好きじゃないのかも。自分の人望のなさが可視化されてしまうからです。去年の誕生日はコロナでした。友達には、誕生日にコロナかよ〜笑とか言ってましたが、どこかで安心してる自分がいました。コロナで学校にいないのなら祝って貰えないのが当たり前だからです。インスタのストーリーで祝って貰うのも、沢山誕生日ストーリーをあげられている人と自分を比べてしまうし、お菓子を大量に持って行って机に載せてお祝いする文化も、自分はそんなことをしてもらうほどの価値がないのが分かってるから、最初から興味のないふりをして、自己防衛をします。
突然ですが、やくしまるえつこ(相対性理論)の曲は物事を俯瞰させてくれます。嫌なことがあっても、「まあ別に、でっかい世界から見たら全然大したことないな!」と思わせてくれます。秋は、やくしまるえつこです。やばいかも!まあでも別になんとかなるっしょ〜!の役割を秋が担っています。冬は私に情熱的な恋をさせますが、秋は私に安心感を与えてくれます。私の誕生日がそんなに祝われなくなってなんだ。大したことないな。って思わせてくれます。てかそもそも祝ってくれる数少ない人たちを大切にするべきだなって。
最後に、さっきはセーターがなんだとか言いましたが、照れ隠しはやめます。秋が好きなのはこの理由です。秋、愛してるぞ〜。あと、誕生日を祝ってくれる人たちも愛してます。

夏の黄金比/相対性理論



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?