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〈シティS2優勝〉ゲッコウガなしギラティナ〈全文無料〉


はじめに

このnoteは以下の人に是非読んでいただきたいです。
❶社会人をはじめ、勝ちたいけど練習時間の確保が難しい人。
❷よくあるデッキリストからの差し替えが苦手な人。
❸ゲッコウガ不採用のロスギラに興味がある人。

はじめまして、社会人ポケカプレイヤーのわさびと申します。ポケモンカードをはじめたのはスタートデッキ100からです。

シティリーグ成績
・2023s2 7-0優勝 ロストカイオーガ
・2023s3 3-2予選落ち ロストギラティナ
・2024s2 7-1優勝 ロストギラティナ

シティ優勝記念でnoteを書きました。
誤字脱字、到らない点等はご容赦ください。


デッキ構築について

・デッキコンセプト

「安定感のある構築=やりたいことを通す」
やりたいことについてはプレイについての章でざっくり書いてます。
リストは画像の通りです。

・ロストギラティナを選択した理由は以下の通りです。
 ・先手後手どちらでも戦える。
 ・雪道ツツジで最後まで勝ちを狙える。
 ・明確な不利対面がないこと。
 ・負けても後悔しないくらい好きなデッキであること。

・一般的なリストとの相違点について

・草エネルギー4枚目と水エネルギー
リザやサナ相手にマナフィを出される前に月光手裏剣を宣言できることが少ないため、水エネルギーの採用は上振れ狙いと考え、不採用としました。
その分ギラティナでしっかり技宣言できるように超と草エネルギーを増やしてます。
トラッシュやロストに草エネルギーが3枚あってもギラティナで技宣言できるのはかなり好感触でした。

・かがやくゲッコウガの不採用
調整の流れとしては、最初に水エネルギーが抜けて、その後ゲッコウガも抜けていきました。
水エネルギーなしの構築でもゲッコウガを採用しているリストは多いですが、改めて採用の価値を考えてみました。

ゲッコウガ採用のメリット
・特性のかくしふだ
・マナフィを置くためにボールやベンチ枠を使ってもらえる

超草水433の構築が一般的なため、ギラティナやキュワワーが見えた時点でマナフィを置いてもらえること、かくしふだを使うと後半息切れの可能性が高まるため今回は不要と判断しました。

・メタカード不採用
特定の対面でしか使えないカードを採用する=デッキの安定感を下げると考え、マナフィ・ジラーチ・ミカルゲを中心にメタカードは不採用としてます。

メタカードがないと勝てない対面があれば採用しますが、前述の通りロスギラは明確な不利対面のないデッキのため、プレイで対応します。

・カウンターキャッチャー不採用
メタカード不採用の理由と似てますが、特定条件下でしか使えないカードなので不採用としてます。
加えて、慣れてるプレイヤー相手だとこちらにカウンターキャッチャーを使わせてくれない=デッキに不純物が混ざると考えてましたが、実際に活躍することも多いため不純物は言い過ぎですね。

・ポケギア3枚採用
当時はまだ珍しかったはずです。
3枚採用することでアクロマを引ける確率を上げること、手札干渉からの復帰を容易にできます。
また、終盤ではボスを引き込み早めに勝ち切ることを目指します。
このカードを採用したことで「ロストの溜まりが悪い・終盤ボスが引けないことによるリソース切れ」が負けに繋がる試合がかなり減りました。

プレイについて

じゃんけん→勝ったら先行。
サイド確認→最初に山札見れるタイミングで、エネ→ギラティナ→さおミラゲの順で全て確認。
序盤→キュワワー、ギラティナ、アクロマでロストを貯める。
中盤→ギラティナを複数育てる。裏呼びや手札干渉されても復帰できる盤面と山札づくり。
終盤→劣勢なら雪道ツツジを絡めて捲る。優勢ならできるだけ早く勝つ。

上記を意識してプレイしていました。
ロストに送るカードやプレイの順番は対面や相手の出方にもよるため、詳細を書けず申し訳ないです。
じゃんけんについては勝ったら先行を取っていましたが、後行1ターン目からアクロマを引きやすく、アビスシークも宣言しやすいこの構築なら後行を取るのもアリだと思います。
サイド確認は最初に山札を見れるタイミングで必ず行います。その後のロストに送るカードやプレイ速度等の全てに影響します。
これは余談ですが、シティ当日1試合だけさおとミラゲのサイド確認を忘れていた試合があります。結果を見ていただければどの試合かは一目瞭然だと思います。

練習方法

※注意※
筆者の時間管理術のなさと仕事の都合上、まとまった練習時間の確保が難しく、かなり割り切った部分があるため書くのは躊躇われますが、少しでも練習時間がなく困っている方のお役に立てればと思いありのままを書きます。

・環境予想と対面練習

tier1 リザードン ロスギラ
tier2 サーナイト ミライドン
tier3 ブジンエンテイ 暁ロスト トドロクツキ ミュウ ルギア

入賞デッキの比率を見るとtier2までで50%を上回っていたため、対面練習はリザ、ギラ、サナ、ミライドンに絞りました。
中でも、リザとのマッチが圧倒的に多いと予想し、ほとんどの時間を割いてました。
対面練習の比率としてはリザ70%、ギラ15%、サナ10%、ミライドン5%くらいです。

対面練習の結果は、リザとミラーは自信あり、サナはできれば当たりたくない、ミライドンはどっちが上手くデッキを回せるか。くらいの感覚でした。
ミライドン対面に関してはSejun Park様のnoteを読ませていただいたのが大きいです。(ピオニー型ミライドンのnoteですが、ギラティナ対面の記述があり、ミライドンのやりたいことをさせないプレイを学びました。)
ちなみに、対戦を避けたいデッキはミュウ、ルギア、サナ、tier外のデッキ全て。
ミュウとルギアは当たったら負けくらいの割り切りで、もしマッチしたら先行ではなえらび3回使って雪道はってあとはギラティナが頑張るプランで決めてました。
理想はリザとロスギラの連戦がいいなといった感じでした。

・構築への理解度を深める

基本的にはデッキ構築の章で記述していますが、
負けた時のパターンと勝った時のパターン
・各カードの採用理由とメリットデメリット
・カードと採用枚数をすらすら言える
・各対面で使うカード

以上をしっかりと自分に落とし込むことを意識しました。

これを練習と言っていいかは怪しいですが、不採用カードも含めての採用理由とメリットデメリットについては、カードを触れない状況でも考えることができ結果的にトータルで1番時間をかけた練習になりました。

・動画サイトでロスギラvs〇〇の動画を見る。

各対面、状況毎のキーポイントや、双方の動きを第三者視点から知ることができます。

対面練習を割り切った分を少しでもカバーするため、tier1よりもロストバレット、ブジンエンテイ、トドロクツキ、カビゴンLOの対面をよく見てました。
特にはるnチャンネル様の動画は繰り返し見て勉強させていただきました。

全体を通して、カードを触るよりも動画を見たり自分の考えをまとめる時間を多く取りました。
ポケカ仲間の多い方はこれに加え、友達とデッキや環境について話したりする方法もすごく良いと思います。

ロストギラティナの解説と練習方法の解説は以上です。
次の章からは日記のようなものになりますので、お時間ある方は読んでいただけると嬉しいです。

当日のマッチ

予選
ロスギラ⭕️
サナ⭕️
ミュウ⭕️
ミライドン⭕️
サナ❌
7位通過

トナメ
サナ⭕️(予選最終戦の方と再戦)
ミライドン⭕️(予選4回戦の方と再戦)
サナ⭕️

・印象に残ってること
予選3戦目にマリガンでミュウVMAXを見た時、「終わった」と本気で思いました。
雪道ガン刺さり+ウッウロボ2回裏の運勝ちですが、ほっとしました。

休憩入り前に予選4回戦のミライドンの方と「またやりましょう」と話して別れた後トナメで再戦決まった瞬間がハイライトでした。
ただただ再戦できたことを嬉しく思ってました。
結果は勝ちですが、ミュウexに学習装置ついてたら負けてました。

紙一重のところを運に助けられた試合が多いですが、優勝という結果は素直に嬉しいです。
また、ジャッジと対戦相手が良い方ばかりだったので最後まで楽しいシティリーグでした。

終わった後の感想は「リザードン当たらんのかい!」でした。隣の卓からはバーニングダークやマッハサーチの宣言たくさん聞こえましたよ。
しっかり練習したのに、、予想通りには行かないってことですね。

さいごに

ここまで読んでいただきありがとうございます。
長々と書いてしまいましたが、読み物として楽しんでいただけたら幸いです。

安定感のある構築がコンセプトなのに、なぜメタモンを採用しなかったのか、、、ぺとっ。

               2024.1 わさび

 

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