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「辞めたい」ポイントカード

元教員の津島とーじんです。
「いつ、何があって、退職を決意したのか?」
と、よく聞かれます。

わかりにくい例えかもしれませんが、「ポイントカードが満タンになったから」です。

本気で退職を考えたのは実は今回が3回目だったのですが、決定的な出来事というよりも、「辞めたい」という小さな気持ちの積み重ねだったように思います。
やりたいことが他にもあるけれど時間が取れなかったり、納得いかないことをしなければならなかったりと、ポジティブなものとネガティブなものが混在していましたが、そういったことがちょっとずつ蓄積されていったと思っています。
もちろん、大きなことがなかったわけではないのですが、それも含めて、まるで、ポイントカードにポイントがスタンプが押されていくようでした。

退職を考えながらも見送った過去2回は、ポイントカードがいっぱいになって、次のカードに突入していったのでしょう。
ただ、退職する1年半前に3枚目のポイントカードがいっぱいになったときは違いました。
「もう4枚目はいらない」
最終年度の秋に次年度の人事に関する意向調査があった時には、ためらわずに「退職」にチェックを入れていました。

そんなこんなで最後の半年は退職に向けて話が水面下で進んでいきました。
お世話になった先生方もたくさんいるし、学級担任もしていたので、皆には内緒でいつもと変わらない感じで3月の人事異動の内示のタイミングまで過ごしていました。
そのせいで有給休暇はたくさん残ってしまったことに悔いは残りましたが、もう迷いはなかったです。

それぞれ皆さん事情は違うでしょうが、私の場合はこんな感じでした。

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