痛み

テメエの心の責任はテメエにしか負えない


だから痛みを上書きした,他人に与えられた痛みを暈すために さもないと,私の私が,心がもう無事ではいられなくなると知っていたから 必死だった,目についたボトルで体を打った 何度も何度も何度も何度も
それから私は痩せることにもしたの 私は私が自分の理想の姿でいないと許せないから 私を苦しめたルッキズム社会へあてつける でもなきゃ私は私ですら見なくなって,いらなくなる

幼稚だとは言われた,なんとでも言えるの 私が悪くても私を罰するのは私じゃないから,罰が下るだけで私はそうやって苦しめばよくて 簡単なんだよ

私は再び外的要因により苦しめられた時に,あの時の感覚を正確に思い出す
ボトルを振り上げる,体を思いっきり打つ
ただ痛みだけを感じるの
本当に何も考えない 痛みだけを感じる
いてくれる痛みがあたたかくて,優しさに似てるから私は私を思い出して,心が近くにいると考えられる様になる
私には私の考えることが大事で,他人にはそれがどうでもよくて 蔑ろにされるだけしかなくて
でもそれは私も同じ 他人の考えることはどうでもいい 他人が蔑ろにされるのは当たり前 悲しくもなんともない

私は私を私のものでいさせたい
もっと痛みを,もっと,もっと


体が,心が,壊れても,私は

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