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時を超えて改札を通り初乗車した話


私の人生を変えた日。忘れもしない、2023年7月20日。
当時の私は通勤に往復4~5時間かかっていたので、電車の中ではサブスクでドラマみたりYouTubeでVTuberやゲーム実況者みたり、その時はV6にハマってたのでアマプラでずっっっっとライブみてました。
でも、見るものは沢山あるのに逆に溢れすぎて、コンテンツを追うのにすごく疲れきっていました。
そんな時に出会ったのが、タイBLをみていた私の趣味嗜好を完全に理解したU-NEXTに散々オススメされていた

「みなと商事コインランドリー2」

という作品でした。
みなしょーの原作も実写化も知っていたけど、2次元の実写化にいい思い出のない私は見向きもせず、でも、まぁ1話だけならみてみるかと、ほんとうになんとなーく、再生してみました。しかも2から。

1話だけでは終わりませんでした。

なんで30分枠?普通に1時間枠でなんならもう月9でいいだろってくらい完成度たかくてビックリしたし、基本的にOPとEDをすっ飛ばす私でも毎回ちゃんと全部見るくらい、そこも合わせてみなしょーという作品で、私なんかの語彙力じゃ表せないくらいの素晴らしいドラマでした。1年ちょっと食わず嫌いしてすみませんでした。
こんな素晴らしいドラマを演じてる役者が気になるのは当然のことで。クレジットの「草川拓弥(超特急)」の文字をみてすぐに検索しました。

そこからはもうおむすびころりんのおむすびもびっくりするほどの速さで草川拓弥ないし超特急4号車タクヤないし超特急という沼にすっとんとんしました。

私はハマったらとんでもない速度で沼に潜っていくので、即日みなしょー1と2の配信されている分を見尽くし、次の日には夢8の切符を手に入れ、3日後にはおひたしになっていました。自分でもびっくりしました。
もちろんYouTubeのチャンネル(2種)を初めとする各SNSもすべて登録してまじでずっっっっっっとYouTube見漁ってました。
特にダンプラ。あれまじで最高ですわ。推しの腹チラ一生見てたもんね。
↓腹チラ2強

そんな感じでずっとダンプラみてた私ですが、今度はMVを見漁ります。するとどうでしょう。こうなりました。

この曲超特急だったの!?!!!!?!?!!?!!!

そう、いまでも超特急の再生回数ダントツを誇る「My Buddy」

数年前にどハマりして、一日中狂ったように聞いてました。が、基本的に曲を好きになった時にアーティストを検索しないばかたれだったのでここで超特急という沼に転がることはありませんでした。ほんとアホ。ちゃんと調べとけばよかった。

そしてさらに気づく。

え、これにでてたん!?!!!!?!!?!

2015~2018年はDa-iCEにどハマりしていたので全然注目してなかったけどいました。超特急が。

まさかこんなところにも出会いがあったなんて。なんでこの時に知っておかなかったんだろう。ばかがよぉ!

超特急と出会いながらもスルーし続け、時は2023年。
U-NEXTのおかげで、みなしょーのおかげで、草川拓弥のおかげで超特急という素晴らしいアイドル(?)に出会えました。感謝永遠に。

そして次に見始めたのは超特急募という新メンバー募集のドキュメンタリーでした。

私はグループの歴史をしっかり知りたいタイプのオタクなのでWikipediaや8号車のツイート、当時のWeb記事にお世話になりながら色々調べました。

ツインボーカルの崩壊、ダンサー脱退、コロナにより超特急の命でもあるライブの中止。言葉だけじゃ言い表せない色々なことがありました。
(これを乗り越えて今も尚超特急を推してる先輩8号車ネキニキたち、すごすぎるでしょ)

そこからの新メンバー募集。好きになった時には9人体制になってたので、9人どころかもともとの5人メンバー同士の関係性とかも全くわからず、超特急をもっと知りたくて見始めた超特急募、気づいたら見終わってたし気づいたら泣いてました。
「新メンバーのオーディションなんてどうせ運営が主導権握ってるんでしょ」って思ってた私ぶん殴りたい。

超特急の1桁がどんなおもいで、どういう覚悟をもって新メンバー募集に踏み切ったのか、なんでこの4人が選ばれたのか、8号車へのおもいがいかに大きいものか、すごく感じました。
10年続いたグループに新メンバーを入れるってとんでもないことだと思うし、それに入ってくれた2桁には本当に感謝しかないです。7人でも6人でも5人でもずっと超特急でいてくれてありがとう。9人で超特急でいてくれてありがとう。

そんな超特急に溢れる日々を送る中、とある情報を目にします。

超特急のライブ、テレビで見れるってよ!!!!!!!

運命だと思いました。しかもツアー最終日の8号車の日。
その時の私はAppleMusicにある超特急のB9を初めとするRe.verの曲を片っ端から再生リストにいれ、日々聞き漁っていました。とくにB9に収録されている「ラキラキ」「KNOCK U DOWN」「君と、奏で」は大好きで大好きで、それがライブで観られるのかとそれはもう楽しみにしていましたし、実際めちゃめちゃたのしかったです。最初のタクヤくんの衣装やばすぎ。腰周り最高!!!!!!一生チャック開けててくれ頼むの気持ちで見てました。

でも、それと同時にすごい後悔しました。
なんで私はこの場にいないんだろう、なんでもっと早く知れなかったんだろう、コールしたい、超特急が好きな人で溢れた空間に行きたい、8号車の友達欲しい、超特急生で見たい、2人の歌声を聞きたい、超特急と8号車でつくりあげる全力のパフォーマンスを浴びたい、そしてその中の一員になりたい。

神はまだ見捨てていませんでした

その日、超特急の公式Twitterから年末のアリーナツアーの発表がありました。
既に切符を手にしていた私は迷うことなく最速の先行抽選に申し込み、8月下旬、見事ぴあアリーナMMで開催される12/9,12/10のチケットを手に入れました。

そこからの私は今思い出しても狂っていました。いい意味で。
1に超特急、2に超特急、3,4も超特急、5も超特急。


ただでさえ超特急漬けの日々。もともと毎日の通勤中、最後をfanfareで締めて元気もらって仕事に行くというモーニングルーティンをこなしていましたが、ライブが決まってからはAppleMusicにある今までにリリースした曲を(ほぼ)すべてプレイリストに突っ込み、コールのある曲は↓のサイトやライブver.に収録された8号車の声を参考に家や車の中でひたすら練習していました。

過去のライブ映像や7~11月に出演したフェスなどをみて振りの練習もしました。
ほかにも、超特急全員の出演するドラマや個人で出てるドラマ(メイキング含む)の視聴、夢8やYouTubeを履修してメンバーの関係性の理解。などなどなどなど。
ライブを全力で楽しむための準備だけでなく、今まで超特急と8号車が繋いできたレールを辿る旅をしていました。はちゃめちゃに楽しかったし、おおげさに聞こえるかもしれないけど、超特急に生きる希望をもらっていました。

そしてついに12/9の初乗車の日がやって来ました。

初乗車ぼっち参戦で不安もありましたが、グッズをうけとるワクワク、ファンクラブブースのたのしさ、8号車との交流などライブだけじゃない楽しさが沢山ありました。超特急ってすげー!!!!!!

12/9の座席はスタンド2階。関係者席のすぐ後ろでした。ライブでは、隣にいためちゃめちゃ優しい先輩8号車ネキや事前に色んなコールを覚えた甲斐があって「がーりがり!!!がっちゃーん!!たーくやのせい!りょーがのせい!あー、もう沼ってんね!」など全部のコール楽しめました🫰🏻
コール曲だけじゃなく、かっこいい超特急最高でした。とくにそうめんのない「KNOCK U DOWN」と、「We Can Do It!」みれたの本当に最高でした。セトリ作った人神だろほんと。

(ただ、新曲で教えてもらってないはずのコール部分出てきたのはゆるせん。あと、ありがとうのあとの無音の時に次はありがとうってこっちからも伝えたい。それが定番のコールとして定着したらいいななんておもったり)

もちろん、超特急のライブは曲だけじゃなかったです。
MCや曲のつなぎ方も全然飽きなくて、気づいたら約2時間半経ってました。
特に初日のMCでタクヤが「ありがとう以上の言葉を探す旅をこれからもこれからも続けていきたい」と言ってくれたの、忘れません。
BillionBeatsで流してくれた涙も忘れません。
カイが「8号車のこと大好きなの、伝わってるかな
ユーキが「セトリ、濃かったかな」「シューヤの飾らないありのままの歌声を聞いて泣いた
アロハが「ずっとそばに居てください
シューヤが「今までの曲もこれからの曲も大切に育てていきたい たくさん愛してください
すこし端折ったり意訳もあるけど、超特急のみんなが伝えてくれた、魅せてくれたおもいは今でも私の目から焼き付いて離れません。

この日はめちゃめちゃに声張ってひたすらペンラ振ってセブイレの歌声に感動して、ゲラゲラわらってボロボロに泣いて、改めて超特急が大好きだと感じた一日でした。明日もあるなんて最高!!!!!!!

つづきまして12/10 2回目の初?乗車

わかってます。でもいいんです。2回目の初乗車です。
2日目はアリーナAブロック。チケットもらった時5度見くらいしました。

会場独特の白いモヤ、目の前にあるステージ。ステージ裏から聞こえる超特急の円陣。リョウガの影ナレ(これは1日目もあった)。
「あぁ、昨日の興奮がまた味わえるんだ。今度はこんな目の前で。」そんな気持ちで1日目以上に興奮してました。徐々に大きくなるBGM。重低音が内蔵に響く感覚がたまらなかったです。

2日目もあっっっっというまでした。
炎が上がる度に肌で感じる熱、前後左右から聴こえる8号車の声。暗転してもうっすらと見えるメンバー。
そして何より、肉眼でみたタクヤの涙、そしてあの表情一生忘れないと思います。

諸行無常な世の中で、超特急の終着駅もあるのかもしれません。でも、その時に後悔しないようにこれからもずっとずっと超特急と8号車と一緒に走り続けたいなと、この2日間の乗車を経て強く思いました。


こんなくそ長いまとまりもない文をここまで読んでくれた人ありがとうございました。
みなしょーを知って、超特急を知って、タクヤを知って人生が豊かになりました。

超特急最高!!!!!!!!
ずっと大好き!!!!!!!
ありがとう!!!!!!!!

2023.12.1

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