10日目

この社会はバブルボールだと思っている。
個々人が己が作り出したバブルボールの中に入っていて、どんなにそのバブルボールが汚れようと歪もうと、その中からしか社会を見られない。
人が近づきすぎて、バブルボール同士ぶつかったら、ある時は片方が跳ね飛ばされてしまうし、またある時はバブルボールが破けてしまう。

人間は己のバブルボールの中でしか息ができない。

もしバブルボールが擦れてぶつけられて蹴飛ばされて、穴でも空いてしまったら、もうそれ即ち死。

バブルボールとは自己が認め認識する世界であり自己認識とアイデンティティという酸素を使用し膨らんでいる。

人のバブルボールを破かないように、ぶつからないように、気をつけていきていきたい

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