抗がん剤DC療法㉕PET/CT
■副作用つらかったー
やはり抗がん剤8回目ともなると体への負担が蓄積されているのか、なかなか大変でした。薬飲むのも一苦労で、水飲みたくないし、食欲もないし。今回は食べやすいものが見いだせなかった。毎日気持ち悪すぎる。胸が焼け付く。
どろりとした体調不良の沼からいつ抜け出せるんだろうという不安感。
むくんでいた体は、筋力も落ちて6キロ減りました。ふらつく不健康なやせ方ー。
とはいえ、2週間ほどで快方に向かい、なんとか乗り切りました。看病してくれた家族には心配かけました。
海見に行くぐらいはできるようになりました!
■PET/CTを受けてきました!
現状評価のために人生初PET/CTを受けてきました。CTの画像診断に、がんが残ってるとこが光ってみえる画像撮れる感じのやつですね(曖昧なイメージ笑)。いつもの病院から少し離れたとこにある検査センターで受けます。
緊張はしてなかったのですが、慣れないことするからか早朝に起床。眠い。私は昼前の予約で、朝は絶食で水のみ飲んでよし。3時間位かかるそうなので、検査中にお腹グーグー鳴りそうです。
このセンターにいる人はみんな闘病仲間なんだ!としみじみ感じながら行きましたが、普通の検診とか人間ドックもやってるそうなので、必ずしもそうではないみたいです。失礼しました〜。
先に会計でしたが、10万円で保険効いて3万弱でした。
■点滴で薬剤いれます〜
検査着にお着替え。看護師さんと相談のうえ、弾性ストッキングと指先靴下、ウィッグは金属パーツ無しだったのでそのまま着用しました。なんとなく湿布類(腰痛くて貼ってました)やアトファインテープははがしておきました。
問診の後、体重と身長をはかり、そこから放射性薬剤の準備が始まりました。
その間、点滴の針を入れてもらいつつ、のんびりテレビ見て待ちます。ほぼ何も無い部屋にフカフカソファ一脚とテレビがポンと置かれている様はなかなかシュール。スマホはロッカーに預け済なので、テレビみるしかない。
10分くらいで薬剤の準備が終わり、点滴で注入。数分で入れ終わったらもう点滴の針も抜きます。すぐ自由の身で嬉しい。造影剤みたいにカーッとなることもなかったです。
■薬剤が行き渡るのを待つ
安静にして体中に薬剤が行き渡るのを小一時間待ちます。薄暗い小部屋に移動し、リクライニングチェアでのんびり。こちらはテレビも無いので、寝るか無になるかしか時間の過ごし方がありません。なんか動くとそこに薬剤が集積して検査精度が落ちちゃうそうな。高い検査代がパアになってしまう。
ところが。
他の個室に各々安静に過ごすべき人々がいたのですが、なかなか私を安静にさせてくれない(笑)。
・大きないびきをかく人
・トイレのドアを閉めずに用を足して丸聞こえだった人
・「カラカラカラ…」とハムスターのような音をさせる人(何も無い部屋のはずなのに…)
・廊下を走り抜ける人
・耳の遠いお婆さんにひっきりなしに大音量で話しかける息子さん(しかも「点滴へたくそだったね!」とか悪口言う…( ;꒳; ))
ねー、もうやめてよー、寝かせてホントマジで。泣きそうになりつつ必死で無になろうとがんばる私。私は無、私は無…。
■いざ撮影
なんとか無我の境地にたどり着き、ボーッとしてるうちに撮影の時間となりました。
普通のCTのように横になるんですが、体を軽くバンドで留めます。デスノートのリサリサの拘束をゆるゆるにした感じです。いつもCTのとき手の置き場所に悩んだりするので、軽く固定される方が気楽で良かったです。
MRIとは違い、CTのように筒型のマシンが体の上を動いていくので、閉塞感もありません。
マシン内側の壁に子供の落書きのようなモヤモヤしたイラストが書いてあって、ナニコレ…と思ってたら「あ、これはアシカかな?!」って閃いた瞬間があったので、そのとき頭撮影してたら画像上光ってしまってるかもしれません…。もうそういう仕掛けいらないのよ…。
15分で1回終わり、リクライニングチェア部屋に戻って30分くらい休憩、また10分撮影、という感じで終わりました。その後は着替えて帰宅です。
■結果は数日後
結果出るまで数日かかります。副作用や体力低下、むくみ、しびれでヘトヘトなので、治療続行となると正直泣きそう。もちろん治療できるならありがたいと思わないといけないのはわかってるのですが。
少しでも安定した気持ちで現実を受け止められるように、結果出るまでの間に心身整えていきたいです。おー!
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