子宮がんになってた！③がんの疑い

■組織診の結果は…
8日後の3/7に組織診の結果が届いたことを産婦人科に電話して確認し、受診。受付時間ぎりぎりに滑り込みセーフ。いつもは優しい女医さんだったのに、この日はおじいさん先生。「子宮頸部腺癌の疑いが出てるんで、大きい病院に紹介状かくから、どの病院がいいか言って」とのこと。いや、もすこし私の気持ちに寄り添ってくれよ。クリニックがしまる時間ぎりぎりで申し訳ないのは山々だけど。わたしガンやで？

■じいさん…
先「どの病院がいいの」
私「すみません、病院に詳しくないのですが…」
先「このへんなら〇〇病院か△△病院。XX大学病院とかは予約が埋まってるから手術が半年後とかになっちゃうよ、早いほうがいいと思うけど」
私「（あ、やっぱ手術するんだ…）〇〇病院と△△病院の特徴とかどちらがいいとかありますか」
先「いや、どっちでもいいと思うから言ってるの。あなたが今選んで」
私「（え、こんな感じなん？？？？）」
とまぁこんな感じで、じいさんの塩対応と、ガンへの恐怖心でまともに考えられるわけもなく、「あ～、やっぱり夫つれてくりゃ良かったわい」と思いましたよね。最初に口に出てきた「〇〇病院」にしてもらいました。結果、駅からめちゃ遠かったです。じいさんの前ででもスマホで場所調べれば良かったよ！！！住んで1年しか経ってない土地なので分からないよね！！！

■人生初の紹介状
や～、人生初の紹介状を握りしめて帰宅。さすがに晩御飯をまともに作る気にはなれんかったですね。なんか「どうしよう」ってなって、ふと涙がこぼれる。とりあえず仕事中の夫へもご報告。や～、びっくりしたでしょうね。本人も動揺するけど、絶対まわりの人も動揺するよね。夫が帰宅後「よくがんばったね」と言ってくれたので、なんだかホッとしてベソベソしてしまった。職場の上司にも夜だったけどメールで報告。「絶対治ると信じて乗り越えましょう」とのこと。いい言葉だなぁ。あんまり当事者意識がなかったけど「あ～、病気になったんだなぁ」とふんわり実感してきました。
夫がいつのまにか紹介状の封筒をぶち破っていて、「何しているんだ君は！」となりつつ、中身は私ももらった組織診の結果と、組織診の検体だったようです。ほへー。封筒はそっとのり付けし直しました。