見出し画像

7ORDERのライブに初めて行った話

・初めに

このnoteは、

・ヒプステから7ORDERを知った
・前事務所の知識が一切ないどころかファン歴1ヶ月に満たない新規
・男性アーティストグループに縁がなかったオタク

が書いています。

元々のファンの方とは感じ方受け止め方が違う点がある場合もありますので、少しでも「なんか嫌だな」と感じたらブラウザバックをお願い致します。

・そうだ、7ORDERのライブに行こう

私が7ORDERを知ったのはヒプステtrack5千秋楽公演のライブ配信を見たことがきっかけでした。

音楽原作ラッププロジェクト「ヒプノシスマイク」のかねてからのファンである私はなんとなく今までヒプステを観劇することを避けており、キャストの皆さんのこともうっすらとしか存じ上げてていなかったのですが、今回のtrack5は物語の根幹に大きく関わる過去編であるということでとても気になっていました。

そんな中友人に背中を押され「配信なら…」と好奇心と不安が半々の胸中で観劇した千秋楽配信。

正直私の中で百点満点とはいきませんでした。

これは好みや解釈の違いでしかないと思います。

しかし原作の声優さんの演技のイメージが根強く私のような受け入れきれない厄介なオタクもいる中演じてくださった俳優さんはどんな方なのだろうと同時に興味が湧きました。

そこで調べて出会ったのが7ORDERというグループです。

そこからは転がり落ちるように沼にハマっていきました。

まず目にした''WE ARE ONE''のライブ映像でバンドスタイルとダンスパフォーマンスのかっこよさに落命し、続いてYouTube企画のギャグセンスの高さに殺される…というように何度も死にながら公式YouTubeを見漁ったところで流れるようにFCに入会。

なんとこの間1日です。

この時もう既に2ndアルバム「Re:ally?」が発売されており、焦ってHMV店頭で初回限定盤と通常盤を購入したところではたと気づきました。

どうしよう、ライブがある

7ORDERは''Date with…''という素晴らしいコンセプトの元、2ndアルバムに収録されている新曲も披露する3ヶ月間にも渡るツアーライブを開催していたのです。  

行きたい気持ちが勝っていたし、なんならもう心はライブ会場にいた私ですが、ジリ貧大学生の私は本当にお金が無く、なおかつ新規ファンであるという立場でこのご時世にライブに行っていいものだろうかと悩みに悩みました。

そんな中、YouTubeにあがったアリーナ公演のリハーサルの模様の動画の中の安井くんのある言葉が私の背中を押してくれました。

「みんながみんな自分の選択を責めないような状態でいて欲しい」

「来れるよって人は全力でその場を楽しんでいただけたら嬉しい」

私は有難いことに都内在住でそこまでリスクもなくライブに行ける状況でした。

コロナ禍という厳しい状況でもライブに行きたい!というファンの気持ちを否定しないでくれるその言葉に救われて、私はがむしゃらに単発バイトをこなしお金を用意しました。

そしてようやくリセールチケットで2月27日、代々木第一体育館で開催される7ORDERのツアーファイナルのチケットを掴み取ったのです。

・いざ、代々木へ

原宿駅から代々木第一体育館へ向かうと中に入るまでに渡る歩道橋から門にかけて溢れんばかりの人が。

年齢層もバラバラで、ちらほら男性ファンの方の姿も見えました。
こんなにたくさんの方が応援している7ORDERというグループは本当に素晴らしいな、と感じると共にこのたくさんの方1人1人が違った立場、環境で7ORDERを支えているんだと思うと感無量で、まだ会場に入っていないにも関わらず勝手に感動してしまいました。

会場に入ると予め購入していたライブグッズを受け取ります。

画像1

今回購入したのは公式ペンライトとアクリルスタンド(顕嵐くん)の2点です。

本当はパーカーやロンTも買いたかったのですがお金が本当にない為、自分の中の必要最低限を購入。

私は根っからの機械音痴のためペンライトを点灯させるのにも大苦戦でしたがなんとかライブ開始までには色変えや点灯/消灯の仕方までマスターできました。

会場に入ると春先なのにも関わらず熱気が…!

リセールでギリギリに購入した私に用意されたのはもちろん2階スタンドの天井席。
それでも着席するともう既に点けられたペンライトが上から見ると綺麗で、大満足の席でした。

ドキドキしながら待っていると7ORDERの皆の声が聞こえてきてびっくり。

影ナレの演出があることはTwitterでパブサしていたので知っていたのですがいざ聞こえてくると一気に「ライブに来たんだ」という現実味が増して緊張感と高揚感でいっぱいいっぱいになりました。

真田くんの掛け声で手拍子が揃うファンの一体感や7ORDERらしいわちゃわちゃした雰囲気に包まれてふわふわしたまま影ナレが終わり、ライブがいよいよ始まりました…。

ここからは正直記憶があまりありません

なんとか記憶に残っている範囲で感動した部分をいくつかお話させてください。

前述の通り私は男性アーティストグループにご縁がなく、きちんとしたアリーナコンサートに行くこともほぼ初めてだったのですが特に驚いた点が3つあります。

まず1つ目は、

音源と全然違う!

ということです。

前半のバンドメインのセトリではリズム隊が幅をきかせていてしっかりとバンドサウンドを「聞かせる」構成になっていたのが印象的でした。 

「LIFE」ではリハーサル動画でも触れられていたとおりリズムが全く違っていて、本当に別の曲を聴いているかのようで不思議な感覚でした(因みに私はこの手拍子が難しすぎて全然出来ませんでした)。

そして個人的に1番アツかったのは諸星くんのサックスです。
サックスの音が入る度に音に動きが出てとても楽しいし華やかになります。
ビッグバンドではないバンドにサックスという組み合わせは比較的珍しい方(音楽に造形が深くないので個人の見解ですが)だと思いますが、7ORDERの曲にはぴったりマッチしていて本当に何度でも聞きたくなるパフォーマンスでした。

次に2つ目が、

繋ぎ方が面白い!

です。

1つ目に比べると内容が薄っぺらくなってしまうかもしれませんが、この「繋ぎ」という概念がそもそもライブ初心者の私にとっては新鮮でした。

7ORDERのライブなので当然ステージに立つのは7人だけなわけです。
そうなると着替えだったり呼吸を整える時間が必要になるはずで、その時間を作るのが「繋ぎ」だと私は解釈しています。

今回のツアー「Date with…」は7ORDERと1日を過ごす、というコンセプトに沿って進んでいき、「繋ぎ」もまた、そのコンセプト通りに1日の時間に則って舞台上で行われました。

それがマスター萩谷と気まぐれに訪れる常連客によるcafe7とbar7です。

私はツアーファイナルしか見ていないのに本当にお腹が痛くなるくらい笑いました!
コント要素にここまで力を入れてくる7ORDERに尊敬の気持ちしかありません。

限られたリハーサルの時間の中で複数公演を渡ると当然セトリで公演の色を変えることは難しいと思うのですが、それをこの「繋ぎ」の中で日替わり要素として出してくるのはにくいなぁと感じます。私は次のツアーがあれば多ステすることを決意しました。

最後に3つ目が、

ファンも参加できる

ということ。

曲に合わせてペンライトを振るだけでももちろん楽しいのですが、「サマー様様」のように初心者にわかりやすい振り付けがあることで
「自分も曲に参加できている!」
という気持ちになりとても楽しかったです。

また、途中に挟まれるMCでのアンケートやアンコールでの曲決めでペンライトの色で投票を行うなど、「自分の選択を意思表示できる場」があることで受け身になりがちなライブのマイナス面をカバーできているし、同時に7ORDERの皆がファンの気持ちを尊重してくれていることを感じました。

総評すると、

7ORDER最高!!!!!!!

ということです。

_______________________________________

最後のMCで「俺たちと皆で7ORDER!」という掛け声があり、新規の私にとって以前のグループを知らないという疎外感が少しありました。

けれど、家に帰ってから何度もライブの内容を反芻し気持ちの整理がつくと考え方が少し変わりました。

この言葉には以前のグループの記憶だけではなく、7ORDERと7ORDERのファンが1つであるという大事な意味が込められていると今では思えるようになりました。

27日のMCでメンバーの皆が何度も「''あなた''を必要としている」と言葉にしていたように。

その''あなた''の中に私が入れているかどうかはわかりません。
けれど、7ORDERと一緒に7ORDERの作る世界を見たいという強い気持ちが今はあります。

「俺たちと皆で7ORDER」という、私と7ORDERと7ORDERファンを繋げてくれた言葉を次は大切に叫びたいです。

7ORDERと7ORDERファンの皆様、最高のDateをありがとうございました🌈⏱

画像2






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?