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小規模なeスポーツの現場でも活躍。いますぐに欲しいワイアレスインカム「Hollyland Solidcom C1」(AYA YOSHINAGA)

TechnoBlood eSports,Inc.・埼玉県eスポーツ連合
AYA YOSHINAGA

今回モニターとして応募をさせていただいた「Hollyland Solidcom C1」をeスポーツイベントの現場で活用させていただいた事例を紹介します。

9月上旬、埼玉県にある熊谷ラグビー場でeスポーツ大会を実施しました。私の役割はイベント全体の企画の一員とテクニカルの責任者です。

  • 会場内のVIPラウンジでeスポーツ選手、プロラグビー選手らを招いて、お客様観覧のもとeスポーツイベントを実施運営すること

  • スタジアム内の大型ビジョンへゲーム画面をeスポーツ大会番組形式で送出すること

  • 番組の様子をYouTube等でライブ配信すること

3つの主な場面が必要な現場で今回モニターとして応募をさせていただいた
「Hollyland Solidcom C1」を導入し運用しました。

先ずはMDF盤の脇に仮設したONUから、オペ卓まで別フロアの為、建物の外を経由して100m以上の光ケーブルと各種アダプタを介して結線しなくてはいけません。

このため、3か所にケーブルを垂らす際や信号の開通確認等の為に、フリーハンドでありながら相互に通信ができたことでストレスなく安全に作業を行うことができました。

次に会場内の大型ビジョンに映像信号を送出する為に中継盤にスイッチャーからのPGMアウトをSDIで送出します。これにも60メートル程度の距離があり、BNCを結線しても画面をオペ卓からダイレクトに見ることができません。エンベで送る音声の調整もスタジアムのスタント内に配置したスタッフとオペと「Hollyland Solidcom C1」を介してやり取りをして小さなトラブルを解消しながら、いつもより素早く準備を整えることができました。

国際大会が実施されるラグビー場という大型施設で各部屋の防音や壁の厚さなど機密性が徹底されている作りでフロアが違い、100m以上離れている。
こういた中で遅延なく相互にフリーハンドで複数同時通話がワイアレスでできるというのがこんなにありがたいことだと感心しました。

イベント進行については今回のセットは4つの為。テクリハ時は舞台監督・スイッチャー・カメラマン・競技進行の4名に。本番ではカメラマンの分をPAさんに。

便利にはすぐに慣れて、私たちのような小規模なイベントでもあと2機あればありがたいなぁと欲まで出てきます。

1協力会社のスタッフさんも本機は始めてみたいで、音質と取り回しやすさに感動し、その場で機器を撮影して販売サイトを調べていました。マイクをオフしたいときに、マイクを上げると「カチッ」と小さな音かして自分でオンオフわかるのがいいですね。

今回貴重な機会をいただきありがとうございました。


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