【オダウエダインタビュー前編】『おもしろ荘』に出ることが目標


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 特徴的な小道具とフレーズ、予想だにしない展開のコントでディープなお笑いファンの心をつかんでいるオダウエダの小田さん(写真左)と植田さん(右)。飛び道具的な存在かと思いきや、NHK『笑けずり シーズン2~コント編~』では決勝まで残り、『女芸人No.1決定戦THE W』では2年連続準決勝に進出するなど、その実力はお墨付きだ。



――芸人を目指したのはなぜですか。

植田:大阪出身なので小さなころからお笑いは身近にあって、バッファロー吾郎さんや野性爆弾さん、ザ・プラン9さんが大好きでした。中学生くらいのころからNSCに行きたいと思っていたんですが、きっかけもなく、芸人になる夢は半ば諦めながら大阪芸術大学の映像学科に進学しました。
 そこで落研の新歓のビラをたまたまもらって軽い気持ちで見に行き、落研に入りました。ある日、過去の先輩のDVDを見せてもらったんですが、そこに映っていたのがミルクボーイさんとななまがりさんだったんですよ(ミルクボーイ、ななまがりは共に大阪芸術大学出身)。そのネタがめちゃめちゃ面白くて、「すごい!お笑いやりた過ぎる!」と思ってNSCに入りました。

小田:わたしは 16歳でグレて駆け込み寺に入っていた時期があったんですが、浄化して家に戻ってからは引きこもり生活を送っていました。バイオハザードをやるかめちゃイケを見るかの日々を過ごしていた中で、(ナインティナイン)岡村さんに会いたくて芸人を目指しました。

植田:岡村さんに会うために、『おもしろ荘』や『ENGEIグランドスラム』に出ることをオダウエダの目標としていたんですが、先日『芸人報道』という番組に出させていただいて、なんとそのMCで岡村さんがいらっしゃったんですよ。

小田:会えました~!

植田:その時は、小田が「オナラで著名人の名前を表現する」というのをやったんですが、あれ実際はマン屁なんですよね。本当は「プッ」って音を出さなきゃいけないのに、小田は岡村さんに会えたことでテンションが上がりすぎて、「ビチャビチャビチャ」って音を出してました。めちゃめちゃ濡れてましたね。
 でもやっぱり『おもしろ荘』には出たいので、ポップなネタをやらなきゃいけませんね。同期に8.6秒バズーカーがいるんですが、今の人たち「ラッスンゴレライ」知らんやろから完コピしよか?

小田:やってみよか。『おもしろ荘』行けんちゃう?



――お2人はNSCで出会ったんですね。

小田:NSCには「相方探しの会」という合コンみたいな会があるんですよ。そのMCは1期上の先輩がやるんですが、先輩の横でアシスタントしたりちょっと回したりしてる女がいたんですよ。それがNSC生の植田やって。

植田:うっとうしいなあ。

小田:記憶には残るじゃないですか。それでネタ帳握りしめて植田に声掛けに行きました。

植田:小田がネタ帳を10冊くらい持ってたんですよ。「うわ、天才きた」と思ってノート開けたら、ポエムと「ソフトクリーム屋さんVS アイスクリーム屋さん」っていうコントしか書いてありませんでした。でもやる気はあったんで、じゃあ試しにやってみよかって。「試しに」の部分がコンビ名にも表れてますよね。いろいろコンビ名考えたんですけど、小田に全部却下されました。

小田:「めめめめ」とか「男男女女(なんなんにょにょ)」とか、別に男おらんし。



★オダウエダ
キングオブコント2019準々決勝進出、女芸人No.1決定戦THE W 2018・2019準決勝進出

オダウエダのキョウイクラジオ→ https://www.youtube.com/channel/UCfQCIls2zUzLEedGkXF4KsA

小田(写真右) 愛媛県出身、1995年6月26日生まれ、大阪NSC36期生、Twitter→ https://twitter.com/huwahuwananyo 、 酒チャンネル→ https://www.youtube.com/user/yamaityan
植田(写真左) 大阪府出身、1991年7月1日生まれ、大阪NSC36期生、Twitter→ https://twitter.com/odaueda


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