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大會渡裏道賭博奇譚

花のお會渡は八百八町
賑わう顔ぶれ 彼は誰そ
行き交う表をひとたび逸れりゃ
現れたるは裏の顔

花街 色街 喧嘩に博打
大盤振る舞い なんでもござれ
おあしがあるなら望みのままに
黄昏ならずも夢うつつ

欲得渦巻く眠らぬ街で
人もその他も 入り乱れ
勝って嬉しい花いちもんめ
丁々発止の化かし合い

ライブシネマ:ジャパネスク弐
『大會渡裏道賭博奇譚(仮)』

老いも若きも集えや踊れ
賽の目転げてもう一度

■ライブシネマとは■

主催の用意した世界観にご自身の作ったキャラクター(PC)として飛び込み、全員で一つの物語を完成させることを目的とした体験型リアルイベントです。
あなたのPCは群像劇の主役の1人になります。PCとして考え、悩み、行動してください。
PCにはそれぞれ目的があり、その達成に向けて行動することになります。またひとりひとりに秘密が配られることもあり真の目的が秘されていることも。
生身で遊ぶTRPGといった風のイベントです。ただしイベント中は常にPCとして振る舞ってもらうことになります。

■大會渡裏道賭博奇譚とは■

江戸中後期をイメージした架空の街・會渡(えど)を舞台に、賭場で繰り広げられる物語を参加者全員で作り上げるゲームです。
舞台となる賭場は、會渡の裏社会を牛耳る一大勢力、龍水(たつみ)一家が仕切っています。会場の立派な日本家屋はその親分・龍水弦三が侠客ながらに所有しているものだとか。
そして今回、賭博の景品として用意されたのは、国を揺るがすほどの『なにか』

金をむしり取ろうと画策する龍水一家、
賭場を挙げようと張り込む同心、
利益を掠め取ろうと潜り込む西のヤクザ、
ひと時の享楽と金、国を揺るがす程の力を求めて乗り込む客たち、
そして――
それぞれの組織の、人の、思惑と欲望が交錯する群像劇――それが『大會渡裏道賭博奇譚』

物語を紡ぐのは参加者です。

■開催概要■

日時:2023年5月4日 12時〜19時(予定)
場所:お花茶屋森谷邸(東京都葛飾区)
   https://rental.moriyatei.tokyo/
参加費:5,000円~7,000円(参加スタイルによって変動/種銭込)
募集人数:約30~50名

ドレスコード

ご自身のPCに扮した装いでお越しください。
今回のイベントは『創作江戸時代風ファンタジー』ですので、それに即した和装でのご参加をお願い致します。
大陸風、西洋風などの異国人のPCでのご参加も可能ではありますが、その場合も時代背景に則した装いでお願い致します。
しかし、服装や装飾の時代考証はそこまで厳密に江戸時代に準じたものでなければならないわけではありませんのでご安心ください。
あくまで『創作江戸時代風ファンタジー』。
実際の江戸時代よりも多少彩度が高かったり、華やかだったり、庶民が裕福そうな装いだったりなど、江戸時代風の世界を舞台にしたアニメ作品にありそうな程度のものは歓迎致しますし、髪の毛も『黒でなければNG』『日本髪や髷でなければNG』などの厳しいルールはありません。
適度に崩したり華やかにしたりなど、装いも楽しんでくださいね。
ただし、カムイ島にはまだそこまで異国文化が入ってきてはいませんので、過度な和洋折衷コーデは避けていただければありがたいです。(小物程度であればOKですよ!)

着替え

イベント開催前後に更衣時間を設けます。参加確定後に更衣室使用の有無をアンケート程度にお伺いする予定です。

荷物

荷物をお預かりする場所はあります。施錠などはできないため、貴重品はご自身で携帯してください。

飲食物

持ち込みOK。長時間のイベントになるので、お弁当をご持参ください。世界観を損ねない物であればロールプレイの一環として召し上がれます。
世界観にそぐわないものはPLエリアで召し上がってください。
会場を汚さないようお気をつけください。

PL発言など

イベント中は常にPCとして振る舞っていただきますが、PLレベルでの質問や相談がある時、休憩したい時のためにPLエリアをご用意しています。
あまり広くはないので占領されませんよう、よろしくお願いいたします。

■禁止事項■

・勧誘、ナンパなどの迷惑行為
・世界観を損ねる衣装、振る舞い
・立ち入り禁止エリアへの侵入
・イベント中のスマートフォン、携帯電話など文明の利器の使用
(PLエリアでご使用ください)
・喫煙
(予告なく追加される場合があります)

■募集要項■

  • ドレスコードを守って自身のPCに扮していただける方

  • イベント中は常にPCとして振る舞える方

  • その他、スタッフからのお願いや禁止事項を守っていただける方

  • 情報の共有や設定の相談などはDiscordで行うので、Discordを使える方

  • 体験型ロールプレイイベントを楽しみたい方

※たくさんのご応募を頂いた場合、抽選となります。
※未成年の参加はご遠慮ください。(保護者同伴の場合のみ可)
※文字情報及び会話が主体のゲームとなるので、小学生以下の方、日本語でのコミュニケーションがスムーズにできない方はご遠慮ください。
※参加費振込後の参加キャンセル及び返金は致しかねます。
※イベント前、準備中、他の参加者様への迷惑行為をした場合、スタッフの指示に従っていただけない場合は、参加を取り消させていただきます。その際、参加費の返金は致しかねます。

《参加スタイルについて》

お選びいただく『参加スタイル』によって、物語への関わり方が変わります。

・梅:秘匿ハンドアウトなし (参加費:5,500円)
各組織ごとの公開ハンドアウトのみが適用されます。
重要な情報を知っていたり、物語の中で重要な人物になることはありません。
気軽に楽しみたい人向け。

・竹:秘匿ハンドアウトあり (参加費:6,500円)
各組織ごとの公開ハンドアウトの他に、個別の秘匿ハンドアウトが渡されます。物語の核心に関わることができるのでReveurのイベントの醍醐味を楽しめます。

・松:宛書秘匿ハンドアウトあり(参加費:7,000円) 上限20名前後
各組織ごとの公開ハンドアウトの他に、個別の秘匿ハンドアウトが渡されます。シナリオ担当があなたの提出したキャラクター設定を汲み、あなたのPCのための秘匿ハンドアウトを書き下ろします。
TRPGやPBCなどのコミュニケーションゲームになれている方向け。

・物見遊山:ハンドアウトなし(参加費:5,000円) 上限5名前後
ハンドアウトは特にありません。ごく普通の賭場の客で、映画におけるエキストラのような立ち位置です。PC設定の提出も必要ありません。
ただし、見学ではなくあくまで江戸の登場人物のひとりで、イベント中でもちょっとした役割があります。
ライブシネマの雰囲気だけ楽しみたい方向け。

▫️そもそもハンドアウトとは

PCがその物語の中で演じるべき立ち位置や役割が記されたもの。
キャラクターを作る際や、キャラクターを動かす際の指針となります。
今回は各組織ごとの公開ハンドアウトと、各キャラクターごとの秘匿ハンドアウトの2種類が用意されます。

▫️秘匿ハンドアウトとは

該当プレイヤーにのみ渡される秘密のハンドアウトです。
「こんな秘密を知っている」とか「実は君は○○だ!」とか「本当の目的は▲▲である」など、物語において重要になりうる情報が書かれています。
ライブシネマでは、秘匿ハンドアウトは当日まで一切口外してはいけません。が、イベントが始まってからは好きなタイミングで好きなだけ公開することができます。

■公開ハンドアウト(PCの立場)について■

イベントにおけるPCの立場、所属組織、目的が記されます。各組織ごとに上限人数が決まっているため、参加者確定後にハンドアウト枠の希望を取ります。
その際にどんなキャラクターを演りたいかも伺って、枠の振り分けの参考にします。

  • 龍水一家
    君はこのお會渡の街で一番の勢力を誇る侠客の一団、龍水一家の末席がひとりだ。
    悪事はすれども非道はせず、弱きを助け強きを挫く、そんな侠(おとこ)の背に憧れ、また博徒としての姿に己も続けと夢を見て、龍水弦三その人を慕って集まったのが君たちというわけである。
    賭場の仕切りを担う傍ら、手隙の折には自らも鉄火場に身を投じて楽しんでいるが……最近どうも、客の中で妙な動きをする者が目につくようになった。
    ……ひょっとするとこの賭場に、良からぬことを企む鼠が何匹か紛れ込んでいるのかもしれない。
    もしもそうなら、おいたをしでかす前に見つけ出して狩らねばなるまい。

  • 同心
    會渡の街で最も有名な博徒にして最大の侠客一家の頭、龍水弦三。
    彼の子分たちが取り仕切る鉄火場は今日も今日とて盛況で、裏道の奥の奥とは思えぬほどの明るさと賑わいを見せている。
    だが、この會渡において賭博は御法度だ。
    義賊の真似事などもする龍水は町人たちからの人気も高く、また賭場は龍水の右腕とも称される子分のひとりに任せてあるらしく賭場には滅多に顔を出さない。
    賭場だけを取り潰したところで、また龍水の元に子分と客が集い別の賭場が立つのが落ちだ。
    龍水の居所、悪行の証拠、あるいはその他の何某か、決定的なものを掴んでからでなければ動きようがないのだ。
    ……君が客のふりをして、この賭場に紛れ込んでいるのはそんなわけである。

  • 真神一家
    君は會渡から西に百三十里、逢坂の街からやってきた侠客だ。
    人呼んで真神一家。逢坂の任侠の大多数を取り纏める大親分、真神鉄次の率いる侠客集団のひとりである。
    東の龍水、西の真神と並び称される二大巨頭がこれまでぶつからずにいたのは、ひとえに距離があったからに他ならない。
    だが、君の親分は頭が切れ、なによりも強欲だった。たとえ百三十里向こうであろうと、美味そうな餅があるのならば喰らわんとするのが真神鉄次であり、君はその子分。
    ならばどうする? ……そう、まずは敵情視察が必要だ。
    そんなわけで、君は會渡の街にやってきた。巷で人気の賭場とやらに繰り出して、客に紛れて荒稼ぎでもしながらお手並み拝見といこうじゃないか。


  • 酒に色事、喧嘩に博打。
    お會渡の華なら数あれど、巷の流行りは何を置いても今は博打が一番だ。
    特にこの、渡世人・龍水弦三率いる龍水一家が仕切る賭場は群を抜く。
    まっさらの堅気はさておいて、會渡の裏道に少しでも足を踏み入れた者で龍水の賭場を知らぬとあってはモグリだ。
    鉄火場には珍しくも老若男女の隔てなくあらゆる客を受け入れるここは、今日も今日とて様々な客で賑わっている。
    なんでも今日は賭けのネタとして『とんでもないお宝』が用意されているらしい。国宝級だなんて噂もまことしやかに囁かれている。
    ひょっとしたら、君がその『とんでもないお宝』を勝ち得ることができるかもしれない。

■『大會渡裏道賭博奇譚』のルール■


(後日公開)

■遊戯のルール■


◇丁半
◇ちんちろりん
◇こいこい
◇花合わせ
◇おいちょかぶ
◇ポン引き
(後日公開)

■スケジュール■

3月17日:参加費振込締め切り
3月18日:公開ハンドアウトの枠希望提出〆切
3月21日:PCの枠振り分け発表
3月28日:松PC設定の提出〆切
4月9日:秘匿ハンドアウトの配布
4月20日:PC設定提出〆切

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