「うちの恋人」と言ったら笑われた話



前書き(的な)


会社の人に、夕飯をご馳走になる機会があった。
色々お話したけど、その中で
「りぶくん、同棲生活はどうなの?」
と聞かれて、
「あーそうですね、うちの恋人は…」
と切り出したら、

「"うちの恋人"ってww、何その言い方ww」
と笑われた。

別に向こうに悪意は無かったし、
自分も傷付いたわけでは無かった。
終始楽しく過ごせた。

ただ、"うちの恋人"という響きが本当に珍しくて、可笑しくて、思わず笑っちゃったんだろうなあ。
"うちの恋人"という言い方、そんなに違和感あるものなのか…。
僕は気付いたらこの言い方が1番しっくり来て定着してたなあ。それはどうしてなんだろ…。

この日の帰り道はずっとこれをグルグル考えてた。
今日は、何故僕がうちの恋人を"うちの恋人"と呼びたいかを書きます。

※ここからの内容は完全に自分の好みの話です。
周りからどんな呼び方をされようが「りぶの彼女って〜」という言い方をされようがそれは気にしないです。
あと他人が自身のパートナーをどう呼ぶか、も気にしないです。
この点はご了承くださいm(_ _)m

「彼氏」「彼女」と言いたくない


まず、普通は何と言うか。
1番メジャーな言い方は何か。
ひとことで「彼氏」か「彼女」だろうなあ。

ただ、あまり僕はこの言い方をしたくない。
理由はいくつかあるけど、1番は「世の中の彼氏像、彼女像に自分達を当て嵌めたく無いから」かも。
彼氏・彼女って言うと、「多分こういう関係」、っていう一般的なイメージに、周りからも思われるし、自分自身も惑わされて、
「自分達はどういう関係性でいたいのか」を考えづらくなりそうで嫌だ。みたいな。

あとなんか、彼氏彼女って言い方、チャラくて怖い(?)

「恋人」はそれよりは平気に感じる。
「恋をしてる人」ってことで定義的に納得できるし、チャラさも感じない。
勿論「恋人」の一般像は何だ、恋の定義は何だ、とかあるけど。でも肌感覚でこっちの方が好き。

「my」と言いたくない


俺の恋人、私の恋人、とかって言い方をしたくない。
自分の所有物とかステータスみたいなニュアンスを感じてしまって嫌だから。

そうじゃなく「うちの恋人」って言い方をしたい。
我が家の、自分のコミュニティにおける、みたいなニュアンスを感じて、こっちの方が柔らかくて好き。

「同居人」も好き


「うちの恋人」に次いで、三人称で話す時の好きな言い方が「同居人」。
最近Xで恋人の話をする時は、大抵同居人と呼んでいる。

理由は、「一緒に住んでいる人」という情報しか無いから。
あー、呼び方に自分の思想的なものをなるべく入れたくないのかもしれない。
客観的事実だけにしたい。

(あと言葉の響きも好きだから。)

僕のフォロワーさんで、X上で「配偶者」という呼び方をしている人がいらっしゃるんだけど、これも凄く好きです。
もし結婚したらそう呼ぼうかな…。


こんなことを考えてたら、一人称の話も色々考えたくなってきたので今度noteにするかも。

自分を「俺」って言いたくない。
「僕」も、本当はあまり言いたくない。
「私」が似合う人になりたい。

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