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菊理媛尊(ククリヒメ)

"畏怖(いふ)"とは
見えないものごとを畏れる(おそれる)ことと瀬戸内寂聴さんは講演会で伝えていた。
(注 : "畏れ"と"恐れ"は違う意味)

自然に流れる気、場の空気、他に対する愛情、人知れず積まれている徳etc、
実体はないけれど大切なものを大切にする気持ち。それを"畏れる"というのではないか。

辰年はじめの能登の震災とその中での人々の行動はそんなことを思い出すきっかけになった。
当たり前が当たり前ではないこと。
すべては頂きものなのに、つい、当たり前ではない身近なことに感謝を忘れている自分。

緊急地震速報が鳴り響いてテレビで震源が能登と知った瞬間、
脳裏に"菊理媛尊(ククリヒメ)"が浮かんだ。

中央に菊理媛尊

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