オリジナル曲「はじめまして」の作り方
もしかしたら誰かの役に立つかもしれないのでオリジナル曲「はじめまして」の作り方を書いておこうと思います。
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・はじめまして 完成版
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1.まずはメトロノームに合わせて好きなように弾いて録音します。
これは最初の曲の種みたいなものです。
2.メロディに対してオクターブ下のドファソを適当に付けます。
これだけでも大分曲らしくなりますね。
ケーデンスとか知ってた方がいいんだけど知らなくても何とかなります。
コード進行っぽいものを以下に書いておきますね。
[ ]一つが1小節です。
[C-F] - [C-G] - [C] - [GGGC]
[F] - [C-F] - [F-G] - [C-G]
[F] - [G-C] - [F-G] - [GGFG]
[C]
3.ところどころ代理コードに入れ替えます。
実際に音を鳴らしながら気持ち良く響くところを代理コードに入れ替えます。
トニック、サブドミナント、ドミナントを各代理コードに入れ替えられます。
あと、この時点で四和音を使ってます。
トニック CM7
トニックの代理コード Em7、Am7
サブドミナント FM7
サブドミナントの代理コード Dm7
ドミナント G7
ドミナントの代理コード Bm7(-5)
コード進行は以下、濃い文字が2.と違うところ。
[CM7-FM7] - [CM7-G7] - [Em7] - [G7 Dm7 G7 Am7]
[FM7] - [Em7-FM7] - [FM7-G7] - [CM7-Dm7]
[FM7] - [G7-CM7] - [FM7-G7 CM7] - [G7 G7 Dm7 G7]
[C]
だいぶ変化に富んで飽きさせないしっかりした感じになったと思います。
4.ところどころセカンダリドミナントに入れ替えます。
各コードの直前にセカンダリドミナントコードを入れることができます。
セカンダリドミナントコードとは、行きたいコードの完全5度上(完全4度下)に存在するドミナントコードです。
注:半音で数えると半音7個上か半音5個下にあります。
例:Em7の直前にB7を入れる事ができます。
ドミナントコードの構成音は、ルート、半音4個上、半音3個上、半音3個上の音です。
例:B7ならシ、レ#、ファ#、ラ
ここでも実際に鳴らしながら気持ちいいところをセカンダリドミナントコードに入れ替えます。
コード進行は以下、濃い文字が3.と違うところ。
[CM7-FM7] - [CM7-G7] - [Em7-D7] - [G7 Dm7 G7 Am7]
[FM7-B7] - [Em7-FM7] - [FM7-G7] - [C-Dm7 A7]
[Dm7-FM7] - [G7-CM7] - [FM7-G7 Em7] - [FM7 G7 Dm7 G7]
C
D7、B7、A7がセカンダリドミナントコードです。それ以外の濃いところは代理コードへの入れ替えです。
ノンダイアトニックコードなので、ちょっと浮遊感がある感じになりました。
5.メロディを抜いたり移動したりしてかっこよくします。
これはもう感覚に任せるしかない。
6.各パートの音色を差し替えて完成させます。
ドラムを足してルートをベース音色にコードをオルガンに差し替えてみました。
メロディは2種類の音色で掛け合いするようにしました。
最後までお読みいただきありがとうございますm(_ _)m
「バイエル1番」に続いて解説2個目ですが、めっちゃめちゃ疲れますね。
曲作るより全然大変です。
でも、自分の勉強にもなるのでこれからも書いていこうと思ってます。
ではまた。
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