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次の種をまく

そこに撒かれた種は小さな芽を出し、花を咲かせ、そして種を作り、
また新たな場所で命を育む。

地中に根を伸ばし大きく育った株はやがて大きくなりすぎたことで、その地ではもうこれ以上大きくなれなくて弱って株自体が枯れていく、そんなこともあれば、拠無い事情で、育ち盛りであってもそこで生きていけないということもある。

それでも一度育ったその株は、希望を失ってはいない。
では次の場所でまた花を咲かせましょう。
種を作りその未来を綿毛に託す。

歴史が繰り返される中で、<枯れてく>時代もあれば、<種をまく>時代というのも必ずある。
だって種をまかなければ、花は咲かないのだから。
そして咲いた花は枯れていくのもまた自然の必然。

ね、ただ待っていても、枯れるのを怖がっていても、花は咲かないよ。
どんな小さな種でも撒けば花は咲く。
枯れていくその花をただ黙ってみている?
私はどこかでまた咲かせたいなと思う。
ここだったら育つかな、種を撒き咲かせようとそれを育てていくのも自分自身。

種を撒く、枯れる、また種を撒く。人生は淡々とその繰り返し。

不穏な幕開けの2021年、まだまだ私は希望を失ってはいない。
できないこと、諦めなくてはならないこともいっぱいあるけれど、
逆に新しい種を撒く。いい機会ではないかと受け止めている。

まだ見たことがない花が咲くかもしれない。
古い花が、新しい育て方でより大きな花になるかもしれない。
枯れるということの不安より、新しいものに出会えるワクワク。
撒ける場所に小さな種を撒いて試行錯誤しながら育てていこうと思う。

古いもの・・大切にしなければならないものもあるけれど、しがみつくこともない。変わっていくこともまた結構ステキなことです。と
結構ポジティブ(笑)

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