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つれづれなるままに

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日々写真、日々呟き。雑記帳。
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#写真

その先に見えるもの

「あなたの写真はモノを撮っていないよね」 そんな言葉で、え?そうなの? いや、モノに惹かれてシャッター押してるんだけど。 心の中でちょっと反発しながら(笑) でもあ、そうかと妙に心にストンと落ちた。 そもそも強い思い入れで写真を撮る割には、 写真は見る人が自由に物語を描けるようなそんな余地を残したい。 そんな風に思っていた。 そしてそれは1枚より組み合わせたほうが、より自由な物語を生み出せるのではないか? そこに3枚組写真という見せ方がこれまたストンと落ちて、、 ト

2匹の猫と思い出と。

21年間の猫との思い出。 その中で2匹と暮らしたのは10年間。 ひとりでお留守番する兄ちゃんが寂しくないように。 そんな理由からお迎えしたチビ。 6歳まで人間の愛を一身に受けていた兄ちゃんが、突然やってきたチビを受け入れるまでには時間がかかったし、相性が合わないのではないか? もらってきた動物病院に戻す、という夫に、もうちょっとだけ、あと1週間どうしてもだめだったら、、と粘った。 1週間の期限、ギリギリ。私ももう無理か、、少し諦めモードにはいっていたある日、、 取り込ん

自分の好きを貫くこと

自分の「好き」や「やり方」を変えることは難しい。 そしてそれを貫くということもまた難しい。 そのやり方じゃダメ。それはダメ。 経験からそんなことを教ええてくださるのは有難いと思う。 なので、もちろんそのお話には耳を傾けるし、あ~そうだねと思ったことは積極的に取り入れていく。 でも、自分がなんか違うなと思ったことは絶対相容れない。 相当の頑固者ということは自覚している(笑) じゃどうする? 結果を認めてもらえばいい。 単純なことだけれど、でもそうなると<認めてもら

ただいま。

駅から徒歩5分。自然豊かな自然、集う生き物たち。 そしてたくさんの笑い声。 水、木々、生物、人。 すべてがバランスよく共存しているそんな場所。 子供の頃から変わらぬ光景。 いつでもここは笑顔に溢れている。 変わらぬ穏やで優しい空気にほっと心が解き放たれる。 私にとってここは「ただいまの街」 いつまでもこの光景が続きますように。 そしてここで過ごした子供たちが、大人になったとき、 また同じようにそんなことを思ってくれたら嬉しいなと思う。

枯れ花図鑑

昨夜NHKで放映されていた「図鑑作家・奥山 久が親子三代で気まま旅」。 https://www.nhk.jp/p/bs1sp/ts/YMKV7LM62W/episode/te/5RQW81P4P8/ 「だってさ、咲いてないときの図鑑がないからさ。わかんないよ。」 図鑑作家としてもう何冊もの本も出しているおくやまひさしさんがどうしても見たかったというお花が季節はずれでその特徴的な姿がなく間違えてしまって出た言葉に膝ポンポン(笑) そうなのよ。枯れもの図鑑欲しいわぁと撮り始

フリーペーパーのようなフォトブック

写真は紙で残す。残したい。 とはいえ・・ 写真集となると、伝えなくてはいけないとか作家でなくてはならない、とか何かこう意気込みすぎてしまいハードルが高し、でなかなか取り組めない。 そもそも私、普段そんなこと思いながら写真撮ってないし。 ファインダーを覗いて、あ、ステキ♬とシャッターを切る。 そんな時間が楽しいし幸せなだけ。 でもそんな風にあ、で撮った写真たちが誰かの心に何かを届けられたらうれしいし。という極めて凡人的な発想しかなく。 あ、ステキ♬と思って撮った写真を解

無限大の宝箱

一眼レフで写真を撮り始めてから、10年ちょっと、メインの撮影範囲はご近所半径5キロ圏内。しかも一番多いのは半径500m、場合によってはその半分もなかったりなどという写真生活なわけですが・・ その半径250m圏内でもあれ?と気がついていなかったものもたくさんで。気が付いていないというより、変化のないようななんでもない毎日でも、実はちょっとずつ景色も空気も心も変わっているんだなということをカメラを持って出かけてみると感じます。 何もない、思い込んでいるだけ。 素敵はどこにでも

小さな小さな旅のはじまり

都心まで快速で30分。 高度成長期、当時サラリーマンの住む街とし新たに発展してきたその街は、今次の時代に入ろうとしている。 自分の年齢もあるのだろう。 高架になり変わりゆく駅とその周辺を毎日眺め利用しながら、 なんとなく昔はこうだったなと思い出すことが多くなったなと思いはじめたころ、街のデパートとして街の顔だった西友が閉店すると知った。 子供の頃たくさんの思い出をくれた西友、 なくなる前に撮っておきたい。 そんな思いが芽生え、閉店間近の西友に許可をいただき、中を撮影

ただただ、、好きということ。

一眼レフというカメラを手にしてから10年ちょっと。 PCの中のフォルダのほとんどはご近所の雑草と呼ばれる花たちで埋め尽くされている(笑) たまに遠出してもそれは同じで、「東京と違って、生き生きとしてて大きいわぁ」などとやっぱり道端や畑の片隅の花たちに目が留まる。 ただただ愛おしくてかわいくて。 なぜ? ひとつひとつなんで好きなんだろう。と時折書き出してみるものの、、 好きであること、 にそもそも理由づけがいるのかな?というのが最近の境地。 目に留めて撮影をしよう

写真で絵を描く。

顔から手から洋服から、、 全身クレヨンだらけになって絵を描くのが好きだった女の子。 あらあら、しかたないわね。 家の壁にまで絵を描いてワクワクしている女の子のために、 お母さんは壁中に模造紙を張り巡らし、スモッグを着せてくれた。 へたくそな絵だけど、自由に思うままに描くことが大好きだったその子は やがて小学校に入り、<絵を習う>という時間ができて、 いつのまにか楽しかったはずのものが楽しくなくなっていった。 それでも教科書の隅にぺらベラ漫画を描くみたいなことは、 授業

カメラ交換式レンズという発想。

写真生活13年目、再出発。 13年目の、というところがなんともまぁ中途半端ではあるけれど(笑)、機材を整理、そして再構築。 そろそろ区切りの歳。写真は一生の友でありたい。 その中で、自分が何が好きなのか、何を求めているのか。これからどんな写真生活が送りたいのか、、と考えていて、機材的にはオールドレンズを中心とするMFレンズだけにしよう、という思いがジワジワジワと強くなっていた。 で、そんな中で生じた<プリント>の壁。 それは以前から薄々と感じていて、なのでそこは都合よく

Hope your dreams come true in the New Year!

アウトプットしていく

1年を振り返ってみて、、 「アウトプット」に対して、出口が少々塞がっていたような、、そんな1年だった気がする。 いつだってインプットはたくさん。 喜びも悲しみも、小さな気づきも、自分が受けた刺激を一部屋にとにかく突っ込む。そしてそのインプットは、あるきっかけがあると半ば暴走という形でアウトプットされる(笑)それは写真であることが多い。 そのきっかけも、また感情のパワー。ワクワクするそんなプラスの感情のときもあれば、悲しみや悔しさや屈辱の時もあるのだけれど、どちらかといえば

自然からのメリークリスマスウィーク

インスタマイイベント 「自然のクリスマス週間」 はじまります。 インスタ期間限定イベント「自然からのメリークリスマス」 華やかな街のイルミはどうも苦手で、 この時期はご近所の自然の中でクリスマス探しが毎年の恒例。 冬の光は優しく私たちを包み込んでくれる神の光。 ファインダー越しの冬の光を見ているといつもそんなふうに思います。 今年はあれやこれや、、なかなか撮影に出ることができない日々、 蔵出しばかりになりそうですが、、 撮りためた写真たちをPCからガサゴソ・・アップし