iPhoneシリーズはどんなお客様に合うのか?

iPhoneシリーズは、携帯ショップのスタッフにとって、何もしなくても売れる端末という印象が強い。

しかし、本当にそうだろうか?

iPhone精査なるもので、販売数がギリギリのショップや量販店も多いのではないだろうか?

そこで、今回はiPhoneをお客様の視点に立って、何が購入のきっかけとなっているのかを、考え拡販に繋げる方法を考えていこうと思う。

学生視点

中、高校生だと、やはり『みんなが使っているから』という理由での人気がやはり高い。だが、この人気が高い理由は日本人の同じ物を使いたがる心理が働いているのも、もちろんだが、端末性能で考えた時に、Android よりもわかりやすい形で、性能を比べることが出来る。iPhoneは、番号が高いものほど基本的に性能が高く、特別なのはSEシリーズぐらいだ。

スマホが欲しい子供からすればAndroid のよくわからない機種を購入するより、はるかに親に説明をする時に簡単なわけである。

社会人視点

まぁ、iPhoneマニアも人は置いておいたとしても、社会人でもiPhoneの人気は高い。これは、まずケースの種類の豊富さも大きな要因の一つだろう。とにかくAndroid は選べるものが少ない。だが、ケース問題より大きな理由は、各種アプリの対応が圧倒的にiPhoneの対応率が高いことが大きな要因と考える。Android は豊富なメーカーの中から好きな端末を選ぶことが出来るが、機種により同じメーカーでも挙動が違ったりすることが多く、動作の部分で面倒臭い。にどうしてもなってしまう。

高齢者

iPhone4Sの頃に、高齢の方にスマホを勧めるなんて、のちのクレームが怖く勧めるなんて出来なかった。

しかし、これだけ広くスマホが普及した今、各種スマホ講座なども開かれ、参加している人も多く、ハードルが下がってきていると感じる。個人的には、ショップで無料で講座などを開くのは、もったいない。これは、マイショップに加入している人のみなど、制限をかけ会員以外が来た場合には有料メニューにするなどの対応で、もっと各ショップの収益は良くなるだろう。このことに関しては、また別の機会に書きたいと思う。話を戻そう。

高齢者には、簡単モードなどを搭載した機種をお勧めするよう、キャリア側から何となくの誘導線が付けられているが、本当にこの簡単スマホがオススメなのだろうか?販売スタッフの人たちはスマホを日常から触るからこそ、どちらの端末でも扱うことが出来るが、一般の人にとっては、自分の使い慣れている端末の方が説明しやすいのではないだろうか?しかも、ボタンの大小こそあれど、簡単スマホを除けば電話をかける、メールを送る、天気予報の確認をするぐらいは、ほとんど操作は同じと考えられる。ただ、そこに利用者の心の壁があるかどうかと思う。

以上の内容からiPhoneは、『簡単に扱うことが出来る』という利用者の心理が働きやすい端末と言えるだろう。だからこそ、ソフトバンクがかつて、古いiPhoneにsimカードを追加発行するという無茶苦茶な販売方法が、簡単に横行した要因と思える。しかし、この手法はやはり販売台数を伸ばすのには、逃すのにはもったいない。

一台目がiPhone指名のお客様に対しては、家族提案目的でAppleのサービスの提案をするべきだろう。ファミリー共有などは、メリットがわかりやすく伝えやすい。あとは、価格の部分の提案になってくる。

各種携帯会社のプランに関しては、別の記事での紹介としたいと思う。




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