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矢沢あい展感想part2

今日も感動が冷めない。
本当に素敵なものってずっと心に残るよなとしみじみ。

さてさて昨日の感想の続き。

パラキスはヤザガクの子たちと紫の対照的な感じに
最初は戸惑ったり、なんか読んでて辛かったり
したけど、人との出会いでこんなにも強くなれる。
変わることができる。出会いって大切なんだな。
誰かとの出会いをもっと大切にしたいなって
思えるきっかけになった漫画だった。

漫画を読んでいた当時の私は
恋なんかうまくいかない、学校もつまらない
人生ってなんなんだろうって思って余裕なんかなくて
キラキラしてるヤザガクの子たちが羨ましかった。

多分、紫にどこか自分を重ねてしまって
パラキスを愛せなかった頃があったけど
だからこそいまもう一度読み返したい作品だなと思った。

下弦の月

これは大好きなHYDEさんの映画を観てから
原作が矢沢あいだって知って買った漫画だった。

これ?少女漫画???って思うような
ストーリーの深さがあって、恋人が隣にいること
生死について生まれ変わり、月の周期とか
いろんなことがちゃんと調べられて描かれてる。

ずっとアダムに憧れてて、かっこよくて
すごく素敵なんだけど、アダムってもろい。

でも、その脆さが魅力の一つで
弱いけどだから人を愛することもできるっていう
人間らしさを兼ね備えた人。

上條さやかとアダムは哀しいお別れだったけど
その魂を求めて19年の周期を経て出会えるって
織姫と彦星よりも会えないのに愛し合ったって
本当にすごすぎる。

生まれ変わっても同じ人に惹かれる保証なんて
どこにもないのに、運命を感じる。

美月は最後アダムの元へはたどり着けないけど
(死ぬことはないけど)夢のような時間のおかげで
また歩んでいこうってなるのがカッコ良すぎる。

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