新潟県長岡市の行塚の大榎と古正寺の大欅に会いに行ってきました。
所要があり、新潟県長岡市に先週の週末は長岡市に行ってきました。
せっかくなので、長岡市の巨木に会いに行ってきました。
着いた日は冷たい雨が降っていましたが、翌日は朝だけ雨で、その後晴れてきました。
雨がやむと、大地がすっと水を取り込んで、空気がしっとりした感じ。
太平洋に面する千葉県とは空気が違う気がしました。
これから冬。新潟は曇天と雪が続く季節に入るんですね。
長岡には沢山の巨木があるようですが、今回回ったのは2本に会ってきました。
1本目は行塚のエノキ。
田んぼの真ん中にあって、田んぼの中にポツンと佇むので、車で近づくとすぐ分かりました。
この季節なのに、まだ黄葉してない?と思ったら・・・実はすす病にかかって、葉が真っ黒になっていたんですね。落葉も黄葉も出来ないようでした。
痛々しい感じでしたが。。どうか来年は復帰してほしいと思います。
樹皮からはちょこっとアマガエルが顔をのぞかせていました。
老木には沢山の命が息づいているんだと思います。この子も木の回復を祈っていることでしょう。
その後、すぐ近くの田んぼにコハクチョウが降り立つのを発見!
冬に入り始めたこの季節に沢山の命に出会えてうれしかったです。
次に訪れたのは、古正寺の大欅。
こちらのページによると樹齢700年みたいですね。
すごい迫力でした!
実は写真は何とか写せましたが、会いに来たときは真っ暗でした。
でもその迫力は伝わってきました。
樹皮は、ケヤキの樹皮とは思えない感じでしたが・・よく見ると何年もに渡ってあのケヤキらしい多角形の樹皮がミルフィーユみたいにか重なって樹皮についているのを発見!
この素晴らしい欅、なぜかしめ縄とか石碑とか何もないんですね。
人々の生活の中で、ともに生きてきた「普通にいてくれる」木だったのでしょうか。
裏に回ると治療の跡を発見!
隠れた場所で手当てされているのを見てちょっと笑ってしまいました。
やはり大切にされているんですね。
また季節を変えて時間を変えてじっくり会いに来たいと思います。
(千葉県 中田真也子)
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