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北海道の木は広島カープファン?

赤く染まる北海道の山

北海道の佐野です。
この季節、北海道の山では赤い木が目立ちます。特に、札幌市のど真中に鎮座する円山(標高225m)は、麓から頂上まで、山全体が赤く染まりそうな勢いです。まるで、紅葉かと見紛う景色ですね。

この景色はマツダスタジアムだ

この景色、何かを思い出しませんか?
そうです。広島カープファンの私としては、スタンドを真っ赤に染めるマツダスタジアムに見えます。
プロ野球に興味のない方には申し訳ありませんが、広島カープは赤ヘル軍団とも言われ、赤がチームカラーなんですよね。
当然、応援席も、この山のように真っ赤に染まります。

知人から拝借したマツダスタジアムの写真です。

広島カープファンの正体はカツラだった

さて、それでは、北海道の山を赤く染める正体は何でしょうか?
実は、カツラの木だったんです。
カツラは、葉っぱを広げる前に赤い花を咲かせます。枝もほんのり赤みがかっているので、この季節は、カツラの木は体全身が赤く見えます。
カツラの木は広島カープファンだったんですね❤️

カツラの木は雄も雌もカープファン

さて、カツラの木は雄の木と雌の木に分かれ、それぞれ特徴的な雄花、雌花を咲かせるのですが、どちらも真っ赤ですね。
カツラの雌の木は、いわば、カープ女子といったところでしょうか😃

雄花


雌花

カツラの花はジェット風船?

あれ?
カツラの花を良く見ると、何かを思い出しませんか?
まさに、ジェット風船じゃないですか!
今にも大空に飛んで行きそうな感じですね。
北海道のこの季節の山は、まるで、7回裏を迎えたマツダスタジアムですね。

注)下の写真はマリンスタジアムです。

間もなく緑の山に

今、真っ赤に染まっている北海道の山も、間もなく、木々が葉っぱを広げ、鮮やかな緑の山に変わっていきます。

下の写真は、美瑛町に生える森の神様と呼ばれるカツラの大木です。昨年の夏に見に行きました。森の神様の名にふさわしく、神々しさを感じました。


黄葉が眩しい秋のカツラ

そして、秋になると、今度は葉っぱが黄色くなります。美しいですね。
こちらは、札幌市の円山公園のカツラの木です。

季節ごとにお色直しをするカツラ

こうしてみると、カツラの木は、冬の白、春の赤、夏の緑、秋の黄色と、季節ごとに色を変化させ、一年中、私たちの目を楽しませてくれているんですね。

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