【活動報告】学びの多かった環境教育関東ミーティング
2月11日、12日環境教育関東見てーティングに初めて参加してきました。
楽しかったです!!
自然教育分野は、シニアボランティアが多い(私・50代も含む?)のですが、若者(20代、30代)が多くて、元気。
とても明るい雰囲気でした。
ムードメーカーの実行委員のお二人。
でも皆さん「自然をどう保全していくか」「超高齢化」「鳥獣被害の深刻化」・・という問題意識は共通だというのがわかりました。
私は2日目の分科会でICT活用ということで「はなもく散歩」を紹介させていただきました。
まずは皆さんにラリーをやっていただき・・・
最初に皆さんに葉のスケッチ・・というところで、全然違うところから入
り、はなもく散歩の発祥がこんな葉や植物のスケッチから始まったことを紹介。
今回は環境教育がテーマということで、川口私立安行小学校、横浜市立旭小学校での取り組みも紹介させていただきました。
システムを制作いただいている株式会社トンボロ小久保氏には、そのシステムについて説明していただきました。
那須高原ビジターセンター長の真山氏には、実際導入してみての感想をお話いただきました。
最後に参加者の方々にICTの課題やはなもく散歩に期待するところを話し合っていただきました。
質疑応答では活発な意見が出ました。
参考になるご意見や応援のメッセージをいただき、勉強になりました。
やはりICTには、体験を減らす、探究心を減らす可能性があるのでは?というご意見もありました。
そこは永遠の課題だとは思いますが、
ー はなもく散歩は木を起点としてリアルの生き物との出会いをつくる
ー 小学生やその緑地を知る地域の方々自身が「作る側」として携われるということが探究心につながる
というお話もさせていただきました。
同じシステムを活用して過去のデータも含めたアーカイブができないか
ちょうど前日、ワークショップをされていた村山史世氏が、過去から現在にわたって積み上げられた人と地域と自然の情報のデータベースのアーカイブ化を提唱されていて、その仕組みがはなもく散歩のベースとなっているシステムが同じしくみだったのです。
ちょうど他の団体からも同じような仕組みが可能かどうか問い合わせを受けていたので、驚きました。
まだ私(中田真也子)の構想段階なのですが、マスデータをプールし管理するためのサイトとはなもく散歩のサイトを別に作り、後者には前者の一部の画像や内容を引用するような仕組みはどうかと思っています。
はなもく散歩は、また広がっていく手がかりをいただいた気がしました。
思わぬ出会い、発見と学びがある環境教育関東ミーティング
2日間でしたが、地域、世代を超えた楽しい学びがありました。
元気をいただきました。
来年以降もリトカルメンバーで参加できればと思います。
(リトカル代表 中田)