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幕張海浜公園秋の観察会のご報告

日曜日は、幕張海浜公園の観察会でした。

樹木医の石井先生


今回はじめて樹木医の石井誠治先生にお越し頂きました。
石井先生は、数々の本も書かれていて、著名な方。でもとても気さくなお人柄。
以前、先生の樹木の講座に参加した時に子供達への樹木や環境教育のを重要性を語られているのをお聞きして、今回講師をお願いしてみたところ、快く受けていただけることになりました。

樹木一本一本に奥深いストーリーが・・!

石井先生のお話をきいて、身近な樹1本1本について、すごいストーリーがあり感動しました。
例えばクスノキ。日本一大きくなる(太くなる)木というだけでも、十分驚きなのですが、実は大変な過去がありました。
かつてクスノキの樟脳はセルロイド(世界初のプラスチック、燃えやすいため今はほとんど生産されない)の生産のために非常に重要視され、クスノキは沢山植えられたとのこと。
一時は全世界で使われた樟脳の40%が日本の樟脳だったとのこと。そのために多くのクノキの大木が伐採されたとのこと。実は明治時代に行われた神仏分離も社寺にあるクスノキなどの大木を伐採するのが狙いだったという説も・・!

ちょっとお子さんには先生のお話は難しかった部分もありましたが、子供は先生のお話の木の実を拾いつつ聞き、大人は先生のお話フルバージョン聞いて、それぞれ楽しめた観察会だったと思います。

以下観察会の様子になります。

↓しっているつもりのオオシマザクラの木にも様々なエピソードが・・!

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↓オオシマザクラの幹の真ん中にハクビシンのサクランボの食べた跡があると聞いて興味深々の子供達

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↓観察会ではクイズを通して、樹木や生き物について学びました。

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↓クイズのあとは石井先生の解説

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↓実際の木にふれながらの石井先生のお話を大人も子供も熱心に聞きました。

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↓裏がマップになったオリジナル木の実図鑑をみて子供達は夢中で木の実拾い

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↓最後に子供達は、自分たちの集めた木の実で木の実図鑑を作成

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↓自然の木の実を貼り付けるだけで美しい木の実図鑑ができました。

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↓子供達には一人一人自分のオリジナル図鑑を発表してもらいました。

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