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幕張海浜公園の春の草花観察会2022年

おはようございます。

先日の日曜日(4月24日)は幕張海浜公園の春の観察会でした。
2か月ぶりの観察会。
前回は2月の冬芽とロゼットの観察でした。たった2か月で公園は別世界となっていました。

6組17名(子供9名、大人8名)の親子さんや小学生の参加がありました。
お子さんの年齢は1歳から小学校4年生でした。

今回は、野草の花の観察がメイン。でも虫もたくさん観察しました。
いつも通りビンゴとクイズに挑戦しながら歩きました。

季節はまさに野草の花々の最盛期。よく見ると小さな虫たちもたくさん!
最初は、「何するのかな?」と様子見だった子供たちも、しばらくすると発見に続く発見に夢中になり、大人も子供も真剣になり体当たりで生き物観察を楽しんでいました。

観察会の様子

内容モリモリの観察会の様子を写真でご紹介します。

まずはオオバコの筋を切らないゲーム
いきなりのチャレンジに真剣な参加者の皆さん
次はルーペを使ってサツマキジラミを観察。極小の虫で見るのが大変!でもたのしい!
極小のサツマキジラミ。よくみると精巧なつくりに、皆さんびっくり。触ると飛ぶのも面白い。

はなもく散歩のサツマキジラミのページでどんな虫なのかも紹介しました。

次は植物観察。野草のたくさん残された一角でじっくり見ると、たくさんの野草の花が!子供たちから「見つけた!!これなあに??」と興奮の声が次々と上がりました。
今回はパークセンターの許可を頂いて、一人1種類1輪まで野草を摘んでお絵描きもしてみました。美しい色がでる花、描いた途端に色が変わる花、強い香りのする花。一つ一つの花に驚きの発見があり、大人も子供も驚きの声が上がりました。
草花とクイズのビンゴにもみんな真剣にチャレンジ。
春の草花ビンゴ(おもて)
春の草花ビンゴ(うら)
クイズにも真剣に挑戦!
 ヒイラギモクセイにいるテントウムシそっくりのヘリグロテントウノミハムシの問題は全員不正解。でもテントウムシのようなハムシが、後ろの木に沢山いると知って大歓声が上がりました。
へリグロテントウノミハムシ。触るとピョーーンと跳ねるテントウムシに擬態したハムシ。
絶滅危惧種のランについてのクイズにも挑戦。埋立地のこの公園にも菌類と矯正するクゲヌマランがいることをお伝えしました。
クゲヌマラン。絶滅危惧種とされていたが、近年都市公園に増えていることが確認されている。
最後は子供たち一人一人が今日の一番の発見と草花の汁で描いた絵を発表。
一人一人が全然違う答えがあって面白かったです。
草花の絵を発表してくれた女の子

参加者感想

開催終了後は、参加者の皆さまに感想のアンケートをご記入いただきました。その内容から大人も子供も思いっきり幕張海浜公園の自然を楽しまれたことが分かりました。

大人の感想

子供の感想

最後に

今回も大人も子供も楽しめる観察会となりました。
この観察会の意義をご理解くださり、草花の観察のために、公園の一部の草花を刈り残しくださった幕張海浜公園管理みどりと海パートナーズのご協力に感謝いたします。
本年度は、毎月末に観察会やはなもく散歩を活用した生き物ラリーを活用し、よりたくさんの公園を訪れる方々に生き物の面白さを伝えていきたいと思います。

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