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顔の弛みとその原因について考えてみた

最近、顔弛んだな~と感じるのですが、実際何をするべきなのかわからなすぎて…自分なりに色々考えてみましたー!
そしたら、予想以上に長くなったので、noteにまとめました笑
以下では、顔の弛みの原因を分類することに重きを置きながら、最終的に私は自分の顔の弛みにどう対処するべきか、探っていこうと思います~

本文に入る前に、2つ注意点がありまして
これは、私(アラサー、アジア人、女性、未産婦、美容外科手術未経験)のケースで書いています。なので見る人によっては参考にならないかなと💦
また、私はあくまで考察が好きな素人であり、医師でも専門家でもないため、コラム内の情報の真偽については各自判断していただきたく…!不勉強なので、間違ってるところ、気になるところあったら、教えていただければ幸いです!

まず、顔の弛みと一概にいっても、皮膚が余ってるから?筋肉が衰えているから?脂肪が増えたから?などその原因はいろいろあると思います。
この原因についてわからないままで施術を選ぶと、さらに弛みを悪化させることにもなりかねないと思います。

そこで、下記のように弛みの原因を分類してみました。

弛みの分類

【皮膚起因】※日常ケアで予防することが可能
①(紫外線や乾燥による)線維芽細胞の破壊に伴う、肌のハリを生み出すコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの保水成分の減少
※線維芽細胞(真皮線維芽細胞)は皮膚の真皮にある細胞で、上記3成分を作り出す重要な役割を持つ。

【皮膚以外に起因】※日常ケアでは予防できない!
②(骨切り時に行う靭帯剥離や加齢に伴う)支持靭帯の損傷や伸縮性の低下
※支持靭帯には、骨から真皮に伸びる真性靭帯(True Ligament)と、筋膜などの軟部組織から皮膚に伸びる偽性靭帯(False Ligament)がある。特に真性靭帯は、皮膚と脂肪組織を骨につなぎとめる杭(くい)のような役割を果たし、引き締まったフェイスラインに欠かせない。
https://ameblo.jp/cloverbeauty-junkokuroda/entry-12689163176.html

③(骨切りや脂肪吸引/除去、ボトックス等による、または加齢による)脂肪減少や骨・筋肉の萎縮または減少
※以下では、脂肪・筋肉・骨の体積をまとめて、ボリュームと表現することとする。

④(脂肪注入や体重増加による)脂肪の増加
※ここでいう体重増加は、美容外科手術等によるのではなく、日常生活の範囲内での体重増加を指すこととする。

⑤姿勢の癖やもともとの骨格
(例:もともと顎骨が後退していること、ストレートネック等による二重顎)

⑥その他(※私が調べきれてないだけでほかにもあるかも)

顔の弛みは上記の原因が、単一的に、もしくは複合的に関連しあい、形成されると考えられます。むしろ多くの場合は複合的に関連しているでしょうから、どの施術が適切か、患者としても医師としても正しく選ぶのが難しいのかなと思います。いったん立ち止まり、弛みの原因をきちんと掘り下げて特定することが、適切な施術の決定につながる気がします。

注意点と具体例

よく議論する上で、ごっちゃになるのが③ボリューム減少④脂肪の増加の二つだと思います。
さらに、③ボリューム減少で気を付けたいのが、骨切りや脂肪吸引/除去やボトックス等によるもの(③-Aとする)と、加齢によるもの(③-Bとする)は分けて考えたほうが良さそう、という点です。
加えて、②支持靭帯の損傷や伸縮性の低下に関しても、意外と気づいてない人が多い気がします。

下記で、②から④について具体的に説明します。

②:顔の脂肪量や骨・筋肉量が全く変わってなくても、皮膚-脂肪-筋肉-骨を繋ぐ支持靭帯が衰えれば、皮下組織全体が骨(土台)から垂れ下がる形で、弛みが生まれる。

③-A:脂肪吸引やボトックス等による急激な痩せ→ボリューム減少に表面積の収縮が追い付かずに、一時的に余った皮膚が重力に負けて下垂してしまう(十分な皮膚再生能力があれば、時間とともに皮膚は収縮していき、弛みはやがてなくなる)。

比較:食事や運動を通した緩やかな痩せ→ボリューム減少が徐々に起きるため、表面積も共に収縮し、皮膚は余らないし、弛みも出ない(普通のダイエットで痩せるのがいいとかいうのはこれを根拠の一つにしていると思われる)。

③-B:加齢による緩やかな痩せ→ボリュームは非常にゆっくりと減少していき、表面積も共に収縮していくので、皮膚は余らない(※アラサーだと、10代の時に比べて目のはれぼったさが消えたり、頬下やこめかみのコケとして現れ始める)一方で、さらに老化が進むと、皮膚再生能力が低下し、体積減少に対し、表面積が十分に収縮せず、弛みとして残ってしまう。

③(AB共通):筋肉の萎縮とは、ボリューム減少だけでなく、筋力の低下も指す。筋力が低下すると、皮膚や脂肪を支える力が減るため、皮膚や脂肪を骨側にピタッとくっつけておくのが難しくなる(靭帯の劣化でも同じことが起こっている)。まとめると、筋肉の萎縮は単純にボリュームの減少だけでなく、筋力の低下による皮膚脂肪の支持力低下という2つの欠点を抱えている。

④:急激な脂肪量の増加→脂肪の増加量に対して、それを支える力が不足、つまり、増えた脂肪を皮膚や筋肉、靭帯が支えきれないと、脂肪が重力に負けて下垂して弛む。

脂肪って手術でとっていいの?

ここでアラサーの私的に気になるトピックが、結局、脂肪吸引/除去って、良いの?悪いの?という議論です。
加齢とともに必ず減少する顔の脂肪を、吸引等で故意に減らすのは、ダメなんじゃない?といわれると、確かに…と感じてしまいますが、アンチエイジングで、脂肪吸引と切開リフトを同時に行うのはよくあるケースだとも思います。
この疑問に、先ほど挙げた6つの原因を考慮しながら、答えていきたいと思います。

まず結論から言うと、有りか無しなら有り、だと思います。

私の顔を例に考えていきます。
私の場合、顔の脂肪は10代のころに比べたら確実に減ったと実感していて、ありがたいことに、腫れぼったい奥二重から、よく見たら末広二重?くらいに進化しました。ただ、頬下はしっかりこけています(泣)。
一方で、頬やこめかみの脂肪は減ったはずなのに、マリオネットラインや法令線が気になってきています。ジョールファットやバッカルファットをとったほうが良いのではないかと悩み始めるわけです。

一体私の顔に何が起こっているの…?と考えたときに、まず以下の2つが思いつきます。

頬やこめかみのコケ:③脂肪減少や骨・筋肉の減少や萎縮
マリオネットラインや法令線:④脂肪の増加…?

ただ、注意したいのが、私の場合、以前と比べて体重が急激に増加したということはなく、頬やこめかみ、まぶたの肉は薄くなっていることです。
また、仮に体重増加によってマリオネットラインや法令線の脂肪が増えたとして、頬下がしっかりこけているのは納得がいきません!笑
つまり、何が言いたいかというと、マリオネットラインや法令線の弛みは、④脂肪増加以外の要因がありそうということです。

次に考えられるのが、

マリオネットラインや法令線:③脂肪減少や骨・筋肉の減少や萎縮…?

つまり、ボリューム減少しすぎて、皮膚が余って弛んでいるという見方です。でも、私の頬下はしっかりこけているので、私の皮膚再生能力(収縮力)はまだ十分にあるはずです…!なので③皮膚が余って弛んでいるのは違いそうです。

最後に考えられるのが、

マリオネットラインや法令線:②支持靭帯の損傷や伸縮性の低下

これが最有力候補かなと思います。つまり真皮や脂肪、筋肉を骨側に固定する靭帯が徐々に弱まってきているせいで、それら3者が昔と比べ下垂してしまい、10代の時よりマリオネットラインや法令線が濃くなったように感じるというものです。

こういった場合、下垂してきている位置にある脂肪を少し軽くする程度に脂肪吸引し、靭帯への負担を減らしてあげるという方法があるかなと思ったので、脂肪吸引は有りと答えました。

ちなみに、脂肪吸引によって損傷する靭帯は主に偽性靭帯らしく、脂肪吸引による靭帯損傷がさらに弛みを引き起こすということは、あんまり考えられないのかな~と思ってます。それよりも、脂肪吸引しすぎて皮膚が余って一時的に弛むというリスクのほうが懸念されそうなので、脂肪吸引は執刀医とよく話し合って、吸引量や吸引範囲を調整するのが肝だと思います。

非外科的な方法の紹介

先ほど、有りか無しなら有り、という表現にしたのは、初手で外科手術に踏み切るのを正解とは感じなかったからです。

まず、脂肪吸引の非外科的な手法だと、RF治療(インモード等)による脂肪細胞の破壊があると思います。
これもアラサー私的には、全顔に打ったりしたらアウトだと思っていて、脂肪が気になる箇所だけピンポイント的に打ってもらう必要があると思います。なので、看護師さんよりも、医師による施術が好ましいと思います(顔の皮下組織の構造をしっかりと理解したうえで、患者さんの体質に合った施術ができるのではという期待)。

また脂肪ではなく、靭帯そのものにアプローチする方法もあります。
例えば、ヒアルロン酸により、緩んだ支持靭帯を下からサポートしてあげる方法等です。
この場合、ボリューマやボラックスのように硬めのヒアルロン酸を靭帯の下に楔を打つような形で注入するらしいです。
(あんまり調べてないのでリスク等まだわかってません。各位調べてみてください…!)
https://ameblo.jp/cloverbeauty-junkokuroda/entry-12689163176.html

さらに、筋膜にアプローチすることで、二次作用的に靭帯を引き上げる方法も挙げられます。皆さんご存じのHIFUです。
ただHIFUは機械の種類によっては、照射位置を真皮や脂肪層にも持ってこれるので、これで全顔照射とかすると取っておきたい脂肪(頬下のコケやすい部分など)まで減らしてしまうリスクがあるかなと感じます。
また、いわゆる通常のHIFUはドットカートリッジですが、これをリニアカートリッジに取り換えると、リニアHIFUという脂肪溶解を目的としたものになるので、注意が必要です。
https://www.s-b-c.net/laser/liftup/evoplus/
https://hifu.littlestar.jp/linear.html

余談

以下、余談的に話そうと思います。(あまりしっかり調べてないので聞き流すくらいで…!)

最終的に私は、(今後骨切りも考えているので)切開リフトに行きつくのかなと思うのですが、切開は最終手段にしておこうと現段階では考えてます。

というのも、切開リフトって人生で2回も3回もするものではないと思っていて、1回だけするとしたら、アラフィフ目前くらいまでは取っておきたいなと…。
そもそも切開リフトは、たった一度の施術でも瘢痕や癒着の程度がRFやHIFUとは比べ物にならないほど大きいのでは?と私は勘ぐっていて、それを若いうちから繰り返してしまえば、癒着や瘢痕がさらに激しくなって、顔面の外科手術における様々なリスクを高めてしまうのではと危惧しているからです。

癒着瘢痕関連でいうと、切開リフト前に脂肪吸引やRF・HIFUをやっていいの問題もあるかと思います。

RFやHIFUに関しては程度問題だと考えていて、必要な部位に推奨頻度を守りながらならば、良いのではと考えています。
RF・HIFU等本当に何もせずに、自然に時の流れるまま弛みを放置すれば、靭帯は引っ張られて劣化するし、それでさらに脂肪は下垂して、負のループになるのでは…とかなりネガティブに妄想しています。私としては、癒着や瘢痕よりもこうなるほうが嫌だ!と思っています笑
ただ、必ず推奨頻度を守り、医師の指示に従う必要があると思います。(なので、できればRFやHIFUは、あちこち行くのではなく、かかりつけのクリニックを見つけておいて、信頼できる医師と相談しながら都度行うのが良いのだろうな、と思っています。)

脂肪吸引に関しては、1回くらいいいんじゃない?って勝手に思っています…(ここだけえらい適当ですみません泣)
これも繰り返すと切開リフト時に問題になると思いますが、ここらへんは切開リフト専門医の先生に一度お話聞かねば~と思っております。

最後に

とっても長くなったので、ここらへんで終わろうと思います。
noteというか、こういうの初めて書いたので、見出しや目次も適当で、かなり読みづらかったと思いますが、読んでいただいてありがとうございました!
ここ違う気がする!とかバシバシご意見いただけたら嬉しいです~!

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