【カリコレ2023】ヘル・オブ・ザ・リビングデッド 感想 - カリテ・ファンタスティック！シネマコレクション2023
本記事は、【2023.7.26】にシティヘブンネットの写メ日記に掲載された映画「ヘル・オブ・ザ・リビングデッド」のネタバレ感想または考察を再掲したものです。
公開日： 1980年11月17日 (スペイン)
監督： ブルーノ・マッティ
音楽： ゴブリン
クソコラを作りましたのでご査収ください。
カリコレ2作目は、念願の、ヘル・オブ・ザ・リビングデッド 4Kリマスター版になりました。
何故わたしが、こんなドマイナーゾンビ映画を「どうしても見なければ」という気持ちになったかというと、数か月前から、真・事故物件の佐々木監督twitterにて「アカウントの乗っ取りかな？」というくらい狂気のツイートが毎日投稿されていたからでした。
カリコレのヘルオブ全上映会に皆勤し駆けつけた佐々木監督ファンと写真を撮ってくれるというファンサぶり。強い愛を見て「誰かにこんなに強く愛される映画なんだな」ということがわかっていたので、6月から「これは絶対に見に行かねば！！」と思っていました。
数か月分の期待を胸にいざ！
以下は「ヘル・オブ・ザ・リビングデッド」の本編に若干触れるため、ネタバレが気になる方はブラウザバック。
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ロメロのゾンビとモンティパイソンのことを考えながら京浜工業地帯をランニングして、コンビニ行ったら金が無くて帰ってきて寝た夜に見た悪夢、みたいな映画でした。
冒頭で映し出される工場と「Goblin」のロゴ、え、この映画、曲はゴブリンだったの？！とワクワクしました。あとで調べたら、既成曲をかけているそうです。某レジェンドゾンビ映画の雰囲気出てるよ！！出てる出てる！
「ヘル・オブ・ザ・リビングデッド」を観られるチャンスは5回しかなく、この日は夜の五反田出勤前に、無理やり新宿に突撃して見に行きました。
わたしが見た土曜の昼回はなんと満席でした。
仕事の前に一時帰宅する余裕がないため鞄にはバイブとローションが入っています。映画館には、多種多様の映画Tシャツを着た猛者が終結しむさくるしい雰囲気。ビレバン店員みたいなお姉さんもいました。
映画自体は99分と短めですが、正直「ねむいなあ」と思うシーンがないこともなかったのです。両隣に座っていたおじさんは、ちょこちょこ寝ていました。
「ゾンビ」みたいな青い人とたまに緑の人が沢山出てきますが緊張感はあまりなく、基本的にはコメディです。
ぬるくて眠たいシーンもすごく多いですが、時々信じられないくらい面白いシーンや性癖が過剰な激しいゴアシーンがあって、映画館でも笑い声が漏れたり熱気が伝わってきました。
わたしのお気に入りは
サントロでした。映画自体だけではなく登場人物たちもとても緊張感にかける人たちで、何度言ってもお腹ばっかり打って弾を無駄遣いするし、ゾンビが居るかもしれない家でも、ダンスして遊んじゃったりするし、本当に愛しくてたまらなかったです。
現地ロケが出来ずに南の島の映像資料を入れすぎてモンド映画みたいになっているシーンもちょこちょこあります。無理があるって。繋がってないよ、シーンが。
とはいえ、終盤の数分は「えええええこんなことまで出来るんですか！」というくらい見たことない頭部破損のシーンがあったりして、ニコニコが止まりませんでした。ラスト5分に全パワーを注ぎ込んでいる感じ、、、そして真・事故物件で観たシーンだぞこれ！！(オマージュだったようです)
とにかく多幸感に溢れる時間になりました。映画館でみられて良かった。
天気のいい土曜の昼から、こんなものを観るために、大きなお友達が沢山集まっているのも素敵でしたし、わたしのように、Twitter等で「とても素晴らしい映画なんじゃないか」と騙されて来た人もいたんじゃないかな。なんていい日だったんだろう。
映画『真・事故物件』シリーズ イケてる音楽担当中村さんは、この日佐々木監督に呼び出されて新宿まで来たのに、満席で入れなかったそうです。お声がけしたら写真を撮ってくれました。いい人。
みんな、もうダイナソー・ファイターはみたかな？素手で恐竜倒す、インディペンデントカンフーSF映画だよ🦕🦕🦕
最後まで読んでくれてありがとう。これからも、
Suzuka🎬映画💪筋トレの映画日記をご照覧ください。
本文はここまでですが、
面白かったら買ってね🦄
(お礼メッセージとお礼画像が貼ってあります🦄)
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