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テネット 感想

本記事は、【2023.1.13】にシティヘブンネットの写メ日記に掲載された「テネット」のネタバレ感想または考察を再掲したものです。

公開日:2020年9月18日(日本)
監督:クリストファー・ノーラン
脚本:クリストファー・ノーラン

クソコラを作りましたのでご査収ください。

テネット ファンアート

こちら。
めちゃくちゃ頑張りました。

テネットは皆さん見てると思うので臆せずネタバレしていきますね。

⌛…⌛…⌛…⌛…⌛…⌛
ど、どうでした、、、、?
すずかは、ノーラン大好きで結構見てるのですが、歴代の中で映像は1番だったなと思いました。技術もすごければ計算もすごい、、、。逆再生のアクションコレオグラフは、もうシンプルに激ヤバなので絶対見るべきです。超楽しかった、度肝を抜かれました。

時間と選択をめぐる物語としては、圧倒的にインターステラーのほうが好きでした。いや、わたしの考えが浅はかなだけで本当は同じ話なのか?とも思うのですが、テネットは人間ドラマにフォーカスすると、運命決定論に基づいた葛藤がメインと見受けました。葛藤するが決定した未来を追体験していくんです(構造上そうせざるを得ない)対してインターステラーにはまだ「選択」がありました。しかも愛に基づく選択でしたね。
「テネット」は未来が決まっているという点では、ジムジャームッシュの「デッドドントダイ」のように「最悪のエンディングは決定しているけれど、だからといって台本を降りることはできない」「やるしかない、嫌でも」と似ているなと思いました(あくまで、時間のマジック抜きの話ですが)「デッドドントダイ」は今の世界の若者たちに向けて、死にゆくジムが(失礼だけど、そうじゃん?)上からヨシヨシしたクソジジイ映画でしたが、「テネット」は更に希望がないなと思いました。実行された選択は常に最善というのはわからなくもないんですけど(結局蓋を開けるまでわからない=基本的に起こったことは最善)ポンコツ体育会脳なので運命に抗う映画のほうが元気がでますよね。風俗嬢、現実が激シブいので。映画に求めるものは光と、光を見つめるまなざしなんです。
デッドドントダイでは負けるとわかっていても抗います。それは、『それが生きるという致し方ないことだから』です。はじめて見た時は『クソジジイ!このいじわるが!』と思いましたが、ある意味、未来へのエールを感じました。未来は、どうやら、悪い方に向かうけど、その中でもがいて生きることは愉快で愛しいことだとジムは伝えてます(あくまで個人の見解)
テネットでは自己のお気持ちではなく未来の世界のこと、世界の中での自分の役割を最優先していきます。なんかそんな壮大な運命に振り回される話、マジで嫌だよな、希望がない(個人的意見)世界なんてどうでもいいからみんな幸せになってくれよ。
そういった個人と世界の扱いの点で「メメント」は大好きなんですけど、その話はメメントの再掲で触れようと思います。


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