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天路歴程(現代語訳)
大正2年に出版された天路歴程(訳:松本雲舟)の導入部分を 現代語訳してみました。 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/943456 私がこの世の荒野を歩いて行った時に、あ…
映画「白痴」 翻訳
■はじめにYoutubeにあがっている、ドストエフスキー原作の映画「白痴(1958)」の翻訳です。 Mademoiselle Folliculeさんによる英語字幕を日本語に翻訳しました。 https://w…
天路歴程(現代語訳)
大正2年に出版された天路歴程(訳:松本雲舟)の導入部分を
現代語訳してみました。
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/943456
私がこの世の荒野を歩いて行った時に、ある洞穴の側に休んで、
そこに横になって、眠った。
眠ると、一つの夢を見た。
夢の中で、見ていると、ぼろを着た一人の男がある場所に立っていた。
自分の家から顔を背けて、手には一冊の書物を持ち、
バシュラール「空間の詩学」意訳的要約(序論1〜3)
ガストン・バシュラール「空間の詩学」の序論一から三までの要約です。
序論自体は九まであります。
()は自分の解釈です。
序論
一
・詩的な問題を研究したいと願う哲学者は、
これまでの自分の哲学的研究の習慣を捨ててね。
考えを繋げたり積み上げたりしてるのは虚しいから、
イメージの中に没頭した方がいいよ。
・詩の哲学というのは、言葉から生まれる新しいイメージの中に
完全に没頭することだ