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アトリエの香りについて

今週から新しいアトリエに引っ越した。新しい拠点での生活は、とても快適だ。

私にとっての仕事場の心地よさとは、清潔であること、日の当たる場所であること、風の通り道が出来ること。それから好きな香りで満たすことも重要。

アトリエの香りは、長らく愛用している Santa Maria Novellaのポプリにした。

お香も好きで、特に薫玉堂の殿上伽羅は朝掃除の時間に焚いている。ただしお香を焚く時は、植物に煙がかからない場所で。

若かりし頃、マダガスカルジャスミンの隣でお香を焚いていたら、翌朝、たくさん咲いていた花が一気に散っていてギョッとしたことがある。その頃は、エチレンガス (お香の煙に含まれるエチレンガスが植物の老化を早める) のこととか知らなくて、ただただ不気味な現象だったのだけど。

話を戻すと、どちらも場の空気を清めてくれるようなスパイシーでウッディな香り。古風なアトリエにも品良く馴染む。

玄関では、ポプリを井藤昌志さんの 草木染のoval boxに入れて。このbox、窓から入る光の加減で、グリーンに見えたりシルバーがかって見えたり、表情豊かでなんとも色っぽいのだ。


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