図書館戦争(2013年)|感想・レビュー

図書館戦争予告

監督: 佐藤信介 原作:有川浩
出演:岡田准一 榮倉奈々 福士蒼汰
2013年/日本/128分

感想

とても面白かったです。

仁科司令が誘拐されたと号外を配るところは、報われた気がして、泣けた。もう、それはそれは号泣しました。

誘拐されてるなか、燃やされる本を見ていたらどうしようもなく絶望したし、こんな世界にしてしまって申し訳ないと仁科が謝るシーンは、なんだか人ごととは思えなかった。

言論統制とは、どういうことなのか。
表現の自由とは何なのか。

たしかに、私たちは、無関心だ。
こんな風に映画にされたら気づけることもある。
そういう意味で、私たちの胸に刻んでおきたいメッセージだと思う。
図書館戦争は、面白いよー!という評判を聞いていたけれど、考えさせられる映画でもあった。

最近は、憲法改正の話もすぐそこで、
この映画をみて、無関心ではいけないのだ、と強く思う。
知らない、分からないが、悪になることはある。

わたしは、好きな本を読んでいける未来であってほしい。
紙の本が燃やされるのは、自分の体が燃やされているような痛みがあった。

冒頭で言っている。
本を焼く国は、いずれ人を焼く、と。

そして、奇しくも、正化31年、2019年が舞台でした。

こんなまじめな感じになってしまったが、
岡田くんは、胸キュンだし、最高に王子様だった。
あれを、王子様と呼ぶんだね、きっと。
最後の神々しさったら...!
榮倉奈々って、ああゆう役がほんとにどハマりで、最高のキャスティングかと。
岡田くんが、ずーっと榮倉奈々を心配しているのが、もう最高に愛だよ、愛!
しかも!岡田くん、それに気づいてないんだなぁ〜。すれ違い続けてるんだなぁ〜。
そういう映画ですね。
続編もあるようなので、ぜひくっついてほしいなぁ。しかし、そうは、させないのが映画ですね、

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2019.9.24 DVDで鑑賞。

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