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メモ帳のはし切れ2

前回の描きたいリストの続きです。自分の整理用メモ。今年中描きたいものリストというかやることリストというか。「今年中」と描くとおざなりになりそうなので個展の準備が終わり次第、タイムスケジュール作ります。

「描く」ということが大事なのは大前提ですが、それを違う方向でも有効活用できるんじゃないかな。もっと色んな角度で物事を見ようかと。

① メイキング動画   自分の制作過程をいつもtumblrにラフ画と共に載せるということはやっているのですが、長年考えていた動画にも挑戦しようかと。Procreateのtimelapse動画みたいな淡々としたのもいいけど、Heikalaさんのようなちゃんと自分の世界観にあった編集したらもっと魅力的になるのではないか。ただ自分はほとんどデジタルなのでそこが課題ですかね。いかに自分らしく編集できるか。アナログほど動きませんし。機械に弱い自分ですが頑張ります。いつもと違う脳みその部分を使うぞ〜!運よくカメラや機械に詳しくてデザイン頭でっかちの旦那が家にいるのでコラボ(?)して作ります。(画像は彼女のインスタグラムから。)


② 動くもの   アニメーションでもgif動画でもいい。「これから絵は動く時代です。先を見据えて進みたいのなら今のうちに動かして、目立ってください。」と大学時代に聞いたトークのゲストでニューヨークタイムズのアートディレクター、アレクサンドラ・ジグモンドが言ってました。その時は感銘を受けて(よし、動かすぞ!)と思ったものですが基礎モーションクラスのAfter Effectを使いこなせず15分で挫折した私は3年ほど立った今でもまだ手が出せてません。ロンドン短期留学時代に訪れた Moth Animation Studio の作品たちで感激するも、(いつか、いつか)と先送りにしていました。運よく仲のいいモーション科の友人達がいるのでまずは目を左右に見るとか髪が風になびくとか、少しずつ始めていきます。クイックオバケ氏が描くゆるい空気感も好きだな。果たして自分に合うかどうかはわからないけどとりあえずやってみます。ちなみに手描きでもこんなかっこよくできるんだ!と思ったMothのアニメーションは「A Kiss, Deffered」と個人的に好きなのは「The Last Job on Earth - The Guardian」、3年前に始めて見たけどいまだにかっこよさが色褪せない。


③ プロダクト化  自分には絵を描くことしかできないと思っていたけど、よくよく考えたらデザインのセンスも強みにあることが気が付いた。元々はグラフィックデザイナーになりたかったわけだし。大学時代も布をデザインしたり、袋や箱を作ったりパッケージングも少しかじったんだった。表面上の絵も素敵だけど、手の上に乗る形になっても素敵になるはずだ。少し前に見た北澤平祐さんのキャラメルオバケ、(下画像)いつもとちょっと違う雰囲気なのに新たな一面が発見できた感じみたいですごくかっこよかった。別に自分の商品を売るとかは考えてないけど(自分のtictail shopを持つことも考えたけど面倒くさいし途中で辞めるのが目に見えてるのでやらない)、モックアップとか作ってみたい。優秀なプロダクトデザイナーの友人が沢山いるので意見も聞きながらできるし、自分がパソコン上でデザインして手先が器用な旦那(元多摩美のプロダクト科)が実物を作ればいい!どーん。楽しみになってきた。まずは布とか壁紙のデザインから始めよう。


④ 写真を残す  大学時代に、先生達にいつも口酸っぱく「ちゃんと制作過程をちゃんとしたカメラでちゃんと記録に残しなさい」と言われて(いや常に新しいもの作るんだし過去の写真とかいらないっしょ)とか思ってた自分を殴りたい。卒業してフリーランスになって3年目突入。今わかった。写真、めっちゃ大事。過去作品を見直してみるとちゃんと記録残せば良かった!と後悔するものが複数あった。すぐ物を捨てる習性の自分は現物が手元に無い。良い作品なのに、iPhone5で撮った暗い写真とかインスタグラムのフィルターがかかっている画像しかなかったりする。だってちゃんとしたカメラって高いし(買うまで借りればいい)、データ重いし(ちゃんとバックアップしろ)、修正方法わからないし(聞けばいい)と重い腰が上がらなかったんです。写真が大事っていうか、損がないんですよね。特しかない。もちろん思い出にもなるし、レンズにフォーカスすることで自分の作品の最大限の魅力を探す練習にもなるし、自分の目線で自身の世界観を他者に見せれるし、とりあえず良いところしかない。今年は苦手なセルフプロデュースを強化すると決めたのでまずここから。とりあえず個展に向けて久しぶりにアナログ作品を作るのでまずここから旦那のカメラを借りて記録を撮っていきます。

(在学中にいくつも可愛い布をデザインしたのに現物を全部誰かにあげてしまったので手元にないし、写真もあまり撮らなかったことを今になって後悔する自分。唯一先生に提出する時に撮ったこの↑一枚はあった…)


ひとまず今日はここまで。本当はもっと色々噛み砕いて書きたかったんですが、まとめる力をつけると決めたのでまずこんな感じで練習。昨日描くことリスト②にあったnote主催の「描くようになったきっかけ」の4ページ漫画を描いたのですが、お恥ずかしながら制作に丸一日(朝10時〜夜8時)かかりました。やや潔癖な自分が風呂にも入らず、ご飯も作らず時間を削りまくったのに。自分はどっちかというと筆が早い方なので驚きました。いつも漫画は走り書きで描くこと(その方がっこいいと思っていた)が多かったのですが、今回は4ページと上限を決めて、わかりやすく読みやすく、でも絵も細かく描けるスペースを入れて、構図がリピートしないように、など様々考えていたら相当な時間を使ってしまいました。ネームに2時間かかりました。びっくり。漫画って本当に大変ですね。再認識。でも楽しい。

というかみんな、多分このくらい考えてるのが普通なんだろうな。「絵を描く」の工程に「絵を(考えて)描く」が入ってるんですね。それを省いて「私は絵が描くのが早いぜ!」と思ってた自分が恥ずかしい。善処します。

そしてまずは個展の準備中の写真を撮ることに決めたので机上の片付けから始めます。なんでこんなに本があるんだ…いやこれはこれで味かもしれない。ぶつぶつ。

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