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今のわたし

ひとりで何かをすること、寄りかからずにがんばること、信じ続けること、もしかしたら簡単なことなのかもしれませんが、今のわたしにはとても難しいです

わたしは大切な友だち、恋人、家族の期待に沿えるような人間ではありませんし、約束もよく破ってしまいます というかよく忘れてしまうのです やる気もあんまり出ないし、活力もないので動きたくなくなります それでもみんなはそんなわたしを見捨てずに受け入れてくれている(と思っている)のです

だけどわたしは、お願いしたことを忘れられたり、自分の言ったことに顔をしかめられたり、例えば恋人から連絡が来なかったりするとすごく不安になって、ああわたしってそんなに優先度が低いのねとか、どうしようどうしようって考えても仕方のないことばかりが頭の中を占領してしまって、疑ってしまって、それだけしか考えられなくなってしまうのです ひどい人間です 愚かです たとえ本当にわたしの優先度が低かったとしても納得されてしまいそうです 自分でもそう思います

もう少し自分の足で立ってほしいと大切な人に言われました 寄りかかりすぎている自覚はありましたが、どうしたらいいのかわからず結構ずっと考えています

たぶん今のわたしに通じているのであろう昔の話をします
中学受験に失敗したわたしは、高校受験こそは と週5で学習塾に通い、根詰める時は1日15時間程勉強していました 中学校のクラスでは大体トップ、内申点のために生徒会役員に立候補、先生に好かれたくて毎日全部を失敗しないように、間違えないように必死で過ごしていました 友だちはいたけど彼氏はいませんでした(ガリ勉過ぎて男の子が近寄ってきませんでした)

無事に県内でも上位だった志望校に合格し、スマホデビューをし、JKデビューも果たしたかったわたしは片っ端から男の子にLINEをして彼氏もゲットしました 初めて出来た彼氏は同じ高校の優秀な男の子でした
彼と接している間、わたしは「少し出来ないくらいの方がモテる」という仮説を立て過ごしていました なんというか、平成生まれの小娘がどこでそんな言葉を覚えたのか、「女は男の一歩後ろを歩く」をちょっと変な解釈で捉えていたのです 勉強は出来なければ喜んで教えてくれるし、不器用なところも可愛いと言ってくれる、優しい彼だったのです わたしは仮説が正しかったのだと信じ、それからは頑張って何かを身につけることを面倒に感じ始め、人に頼りまくるような人格になってしまったのかなと思います

文を綴るのがとても下手くそなので語弊があるような言い方になりましたが、決して優しかった彼のせいではなく、わたしの間違った仮説が今に繋がっていると思うのです それ以外にも原因はあるはずですが、その辺りから特定の人物に依存する居心地の良さのようなものを覚えたと思います

だからなんだ、わたしの怠惰や依存を許せと言うのかと聞かれたらさすがに否定はしますが、やはり内心依存が心地良いことに変わりはないのです 寄りかかること、とても負担がかかってしまうので寄りかかられる方にはメリットはほとんどないです 冷静なときに考えると、寄りかからせてくれる人ってやっぱりその人に愛があるのだと思います

「虐待父がようやく死んだ」というマンガを読みました その中に印象的な言葉があったので引用します 虐待された過去から交際相手に理不尽に当たってしまう女性のセリフです

「私さ どんな私でも受け入れてくれることが愛されてることだと誤解してたみたい」
「だからキミの気持ちを試したり、都合も考えずに甘えたりしまくってたんだと思う ごめんなさい」
「でもね 私もっと甘えたり寄りかかったりしたい!」
「迷惑なのは分かってる、本当にゴメン いや、その、あのね…思う存分甘えさせろ!ってことじゃなくて…」
「自分に自信をつけて心が自立すればキミの気持ちを疑ったりしなくなると思う けど、その自信を育てられるような心の余裕 今の私にはないから支えてほしい…!」
「でもワガママにもなりたくないからどこまで甘えていいのか許容範囲を教えて」

わたし、これを読んでなんかとてもスっと入ってきてしまったんです 虐待なんてされてないしむしろとても大事に育てられてきました わたしの場合はただの怠惰なのですが、自分だけで何かが出来るという自信がないこと、自分のやることが正しいと思えないこと、ひとりより誰かといる方が楽しい(若しくは「楽」と誤用しているのでしょうか)とが依存や寄りかかりの原因であると確信しています でもこの女性のように強い決意のようなものがまだありません 同じように、もっと甘えたり寄りかかったりしたいと思ってしまいます どこまでワガママになってしまうのかと我ながらに恐ろしいです けど、寄りかからせてくれる人を好きになってしまうし、寄りかからせてくれることが愛なのだと未だに信じて止まないわたしもいるのです

全くまとまりませんが、これが今のわたしです
なにも包み隠さずお話してみた次第です あえて深夜に書くことで見返したときに自分と対話しようと思います

いつか変われる日がくるのでしょうか 答えが出るのでしょうか そのいつかを待っている間に大切な人たちが離れていってしまったりするのでしょうか 変わりたいです 頑張らなきゃ

深夜の独り言でした 思いを文字にするのってかなりスッキリしますね

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