“便利さ”ってなんでしょうか
こんにちは、LISAです。
店員さんが1人しかいない、早朝のコンビニで見かけた光景。
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70代位の方でしょうか。女性が現金で支払いをしていました。
そのコンビニ(セブンイレブン)では支払い方法を客に選択させる方式で、まずは外側に向けてある液晶画面にタッチする必要があります。
店員さんは、カウンターの内側から、丁寧に操作の仕方を教えていました。
その女性は、お財布を片手に “現金” を選択して、店員さんにお金を渡そうとしましたが、
現金はセミセルフレジ。
今度は、お札を入れる場所を教えて、硬貨の入れ方も教えて、
「最後に支払い確定のオレンジ色の所を押してください」
店員さんがそう言うと、目線がお金を入れる機械の方へ向いている女性は、一生懸命下の機械の色々な部分を指で触っていました。
店員さんが液晶画面の方を見るように促し、ようやくオレンジ色のボタンを見つけて、力を入れて何度か押して精算完了。
その後その女性は後ろを気にしながらも、購入した商品を自分のカバンに入れ始めました。
店員さんはもう一つのレジへ移動して、次の客(私)の精算を開始。
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私は彼女が精算を始めたところからずっと見ていたのですが、精算が終わる頃には、私を含めて3人が待っている形となっていました。
まだ6時前の早朝ですからお客さんは少ないです。
これがお昼の混み合う時間だったら…
彼女はきっともっと焦って、申し訳ない気持ちになるのではないでしょうか。
待っている人もイライラしてストレスを感じるのではないでしょうか。
店員さんにとって、増え続ける煩雑な手続きは、負担になるのではないでしょうか?
誰の便利さの為にこんな形になったのでしょうか。
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例えば日本語が不自由な外国の方がお客さんだった場合、同じ様に説明ができる店員さんがどれだけいらっしゃるのでしょうか。
待っている時間が長かったため、色々考えてしまいました。
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全ての商店が同じ仕様になっていれば、そのうち慣れるでしょう。でもそうじゃない。
多様化する支払い方法があって、各商店で取り扱っている機械もそれぞれ多様化してしまい、どんどん複雑になって、分かりにくくなっていく…日本の悪い所な気がします。
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少なくとも多様化の中に“現金払い”を残すのであれば、シンプルな形で残して欲しいなぁと思いました。
なんとなく、昔のビデオ戦争(VHS vs ベータマックス)を思い出しましたが、今は2種類どころではありません。
超高齢化率が加速して上昇しています。
支払い方法を増やすのもいい加減にして、企業同士で規格戦争でもなんでもしてもらって、
“誰もが便利でスマートな生活” を
させていただけないでしょうか…(T . T)
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最後までお読みいただきありがとうございます♪