コロナ禍におけるビジネスと手越祐也くんを考えてみた

2020年度上半期大学生流行語大賞のヒト部門7位に手越祐也くんがランクインした。

ランキングを見ても分かるとおり、同じ業種(例えばJ.Y.Park氏は元々アーティストで1992年デビューしているが、プロデューサーとしてランクイン)でみると手越くんのデビューは2003年でありそのまま芸能人・タレントとして18年目の2020年にここにランクインするのは輝かしいことである。

SATCではまずLGBTに火がつきその後ティーンに人気がでると爆発的な人気になるなんて言葉もあるほど、10~20代に注目を浴びることがどれだけ大切なことか、きっと手越祐也くん本人が1番わかっているだろうし嬉しいことだと感じている。

話は少し変わるが私の主観としてこのコロナ禍で勝っているなと感じる業種はコロナ禍に攻めの姿勢に転じられた企業だなあと感じている。全体の景気が落ち込む中で攻勢できたビジネスが一気に今勝ち進んでいる。

もちろん、企業の体力によるものもあるがこのタイミングで様々がコミュニケーションの方法を使って露出量を増やせた企業が勝っていると感じている。

例えばやすもと醤油さんも(@yasumotoshoyu)twitterで2020年6月にアカウントを開設しバズって今日現在フォロワーが8.9万人いる。「燻製調味料」「お米だけのドレッシング」「イタリアン焼肉のたれ」など変わった商品を作っている島根県の食品メーカーであるが、このtwitterにより商品を買うきっかけづくりとファンづくりが功を奏して購買動機に結び付いたという成功企業だと感じている。

その中で、最も成功した要因だなあと感じるのが”血が通ったひと”像が見えるようになったことなのではないかと感じている。

このtweetで18.5万いいねがついてそこから売り切れが続出したりしているようだ。

きっと調味料の顔が見える会社って凄く少なくて当たり前なのだけど、そんなタイミングでコミュニケーションをSNSで通して性格みたいなものが見えると好きになってファン化しているという流れが今の時代だなあと感じる。

手越くんの話に戻ると、You tubeのコメントやTwitterを眺めているとよく”今の手越くんが好き”といったようなものがある。

ファンとしては手越くんが特段性格も考え方も変わったようには感じていない。ただとても”見える化”してきただけだ。

SNSでコミュニケーションを図りながら、You tubeで性格や好きなもの生活感みたいなものが見えてきただけなのだろうと感じている。

ただそういった露出量が爆発的に増えて、結果としてこういった大学生のランキングに名を連ねてきたのだろうと考えている。

好きになるためには接触回数を上げるという、恋愛でもコミュニケーションでも言われる太古からの手に順当に乗っただけではあるが、それを”手越祐也”くん自身が作っていることが今の時流にうまく乗れているのではないかと感じている。

先日のValorantのオフラインの試合でも

新しいジャンルでも手越くんの評価がこうやって示されることもその界隈に進出し、様々な露出をしながら手越祐也くん本人が”見える”ようになってきたからだと感じている。

https://note.com/denkyo_radio/n/n57f45424aedb

このコロナ禍は世界とのコミュニケーションを一変させるそんな2020年だったと感じている。

その中で、こうやって手越祐也くんが”見える化”したことでコミュニケーションが増え、新たな層の認知とファンづくりができたことが非常にかっこいいなと感じている。

今のナショナルな企業は次世代のファンづくりに苦慮している。もちろん芸能人だって同じだろう。その中で、いかに早く次世代と新しい沼のファンを創っていけるかが課題である。先日のValorantのスポンサーをみていても10年前であればTVCMや新聞広告・折込広告をメインのメディアとしていた企業も多かったように思う。もちろん新興企業も多かったが、そういう形で次世代のファンづくりを如何に固執せず、パラダイムシフトしながら時代に先んじで手を打って行くことが大切なのだろうと感じた。

その大きな一歩を踏み出している手ごたえを感じたニュースであった。

本日もYou tubeの”荒野行動”でどんな手越祐也君が見られるか楽しみである。

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