羊毛とおはな

「羊毛とおはな」
私の日常の音楽です

出会ってから　ずっと聴いてるから
体に染み込んでる歌ばかり
「羊毛とおはな」の音楽がない人生など考えらないくらい好きです

数年前　おはなさんが病気で亡くなって
私がいる世界から・・・突然いなくなってしまった
私の日常にある歌なので
時々　おはなさんがいないことを　忘れてしまうんです
歌声を聴いていると今もどこかで歌っているような気がする
でも現実に戻った時　もういないんだ
新曲が出ることはないんだと思うと
ものすごく失望感におそわれます

もう歌が増えることはない
それはとてもとても寂しい
けれど　残してくれた歌を大切にして
一緒に生きていきたいと思っています

私が　いつかこの世界から離れる時
葬儀場では　必ず「羊毛とおはな」のCDをかけてもらおうと決めています
息子にも伝えているけど
たぶんもう忘れているだろうから
また機会を見て　時々伝えておこうと思っています

私は学んだことがあります
それは「いつかはないってことがある」ってこと
「羊毛とおはな」のコンサートが神戸で開催されるって知った時
行きたいと思ったけれど
その時ちょうど仕事が忙しく諦めたんです
「また　いつか　行こう」って
もちろん病気のことは隠されていたから
ファンの人は誰も知らなかったと思います
しばらくして　病気が悪化して　なくなってしまった
私が行きたかったコンサートさえ
ちゃんと開催されたかどうかも分からない
とにかく私は　とてもとても後悔しました

どこへ行きたい
誰かに会いたい
やってみたいこと

そういう思いは　できるだけ　自分で叶えるべきだと思います

「いつかいつか」と思っているうちに人生は終わってしまう
いろんな事情がある
仕事だってある
思うように行動できることばかりじゃない
けれど　できるだけ「いつか」ではなく「今」でありたいと思います