全ての人がドラマの主人公

雨が冷たく肌寒い。
仕事前は貴重な1人の時間なので、いつも早めに最寄駅に到着するように家を出て、買い物をしたり駅前をふらふらしているのだが、今日は寒くて思わずカフェに入った。

店内に良い男は…いない。残念。

娘のバレエの帰り道に見つけた、居酒屋にビールの樽を運んでいた酒屋のお兄さんはめちゃくちゃイケメンでめちゃくちゃ良い体だった！
娘がいなかったら一言二言話そうと頑張ったかもしれない(笑)

今日も朝からお弁当を作り、娘を送り出したら部屋の掃除。要らないものをどんどん捨てないと、どんどん増えていく娘のもの…。

イライラしていると断捨離が捗る(笑)

片手にVAPEを持ちながらポイポイゴミ箱に捨てて、だいぶスッキリとした部屋で軽く二度寝。
幼稚園帰りの娘を迎えて早々、大雨の中実家へチャリを飛ばし、娘を預けて仕事へ向かう。

働いてるお母さんたちみんながそうだと思うが、私が仕事に行くときは娘の送迎がマストである。
雨が降っていても、寒くても暑くても。

一方旦那はそんな思いもせず仕事に行って、俺は頑張って仕事をしている感を出すから腹が立つ！
お前がしてるのは仕事だけだろ、と。

昨日も、いつまで夜勤は続くのか聞いたところ「人が足りないから暫くは夜勤だろうね」と何の悪びれもなく答えられた。
あまりの開き直り具合にこちらも、開き直ることにした。
「(娘が)小学生になるタイミングで引っ越さない？」
一瞬驚いた表情を見せてから「そうだねぇ。ここ住みやすいんだけどねぇ」と。

…お言葉ですけど、住みやすいのは誰のおかげ？
あなたが寝てる間、息を潜めて私と娘が生活してるおかげですけどね？

それに娘も大きくなって、家が狭くなるタイミングは遅かれ早かれ絶対にやってくるのに、だ。
呑気すぎる！！

うちの旦那は、良くも悪くも欲がない。
出世欲もないし、今よりいい暮らしがしたい、などの向上心もない。
もちろん今より良いところに引っ越すには、家賃もしくは家のローンで支払額も増えると思うが、そこは一家の大黒柱として頑張ってもらいたいところだ。

私だってフルタイムじゃないが仕事をしているし、娘の幼稚園が始まってからは今までに比べたら負担だって増えた。
そこには残念ながら時給が発生しないが。

マイルドな言葉で何とか言いくるめて、2年後引っ越すことに決定。
ただあと2年…この生活が続くのか、と思うと若干気が遠くなる。

先日職場の飲み会があり、私の中で「絶対結婚できない人リスト」に入れていた女性が、実は離婚歴があり衝撃を受けた。
40代、女性。公務員。同居人は猫3匹。
抜群のキャリアと、打ち込める趣味を持ち、マイホームも購入済み。
竹を割ったような性格で、この人は一生男なんていらないだろうなぁと思っていたら結婚してた！
だいぶ前のことだし、結婚生活は3年で終わったらしいが。

仲も良いし、よく話す人だけどなかなかプライベートな話まではしない。
まさか結婚していたなんて知らなかった。
飲み会に参加していたメンバーには私に子供がいることを知らなかった人もいて、本当に人の事って知ってるようで知らない。

絶対結婚してない、と思っていた人が実は結婚してたり。

幸せそうな家庭が実は崩壊寸前だったり。

いつも喧嘩ばっかしてる夫婦が、夜はヤりまくりだったり。

電車の前に立ってる人も、カフェで隣の席の人も、それぞれ知らないだけで実はすごいドラマの主人公なのだろう。

私たちはドラマの主人公であり、脚本家でもある。
だからこそ良いドラマを作っていくためには、自分でいい脚本を書いていく必要がある。

人任せでは絶対に損をすることを私は知っている。

私も2年後に「夢のマイホームを手に入れる」という流れのために、今からいいあらすじを練らなければ！