【"劣等コンプレックス"の乗り越え方】

 はじめに


コンプレックスと一概に言っても様々な種類があり、その中でも「他者と比較して自分が劣っているな」と感じるものを"劣等コンプレックス"と言います。
 今回は「どうやったら劣等コンプレックスを感じにくくなるのか」を題材として書きたいと思います。



《コンプレックスが人を成長させる》

 コンプレックスは自分を卑下してしまいがちですが決して悪いことだけではありません。コンプレックスがあるとこで人は努力をして、自分を更に向上させる事が出来ます。また、コンプレックスの無い、別の分野で克服する方法があります。例えばルックスに自信がない人が勉強をして成功するなどです。
 コンプレックスを認識し、それを乗り越え、成長を促す。このことを"補償行動"と言います。




《ポジティブな考えをしてみる》

 コンプレックスにより他者を嫉妬したり、ひがんだり、自虐的、自暴自棄になるケースがあります。そうなってしまった場合、まずは自分の感情を見つめてみましょう。"よい、悪いという判断はせず、あるがままに受け入れます"たとえ嫉妬やひがみであっても「そういう感情を持ってしまうのは仕方がない、それでいいのだ」と自分をいたわることです。自分を受け入れることで、人は冷静さや穏やかさを取り戻せます。
 その心理を利用してコンプレックスを軽減する手法として"セドナ・メゾット"が挙げられます。気になる感情にどっぷり浸ってから、「この気持ちは手放すことが出来るか?」、「この気持ちを手放したいか」と自問自答します。手放したい場合「いつ手放すか?」を自問して、出来れば「今」と答えます。
 一旦受け入れてから自分の意思で手放しているので、スッキリと離れることが出来るはずです。もちろん1度で全部スッキリするという訳にはいかないと思います。その場合はいつでも何度でも、モヤモヤした時に同じことを繰り返せばいいのです。
 周りばかりがよく見える時は、自分へのダメ出しは控えて、「今の、頑張っている自分」へのご褒美を用意するのもいい手段でしょう。




《他人と比較してみる》
 他人と比較するといっても自分より上の人、優れている人と比べるわけではありません。上の人ではなく自分より下の人と比べるのです。「あの人よりも仕事が出来ない...」と自分を卑下するのではなく、「あの人よりも仕事が出来る!」という考え方をするのです。これは上記の「ポジティブな考え方をしてみる」と近しいものです。この考え方でコンプレックスが無くなるというわけではありませんが、少なからず気持ちが楽になると思います。





さいごに

 もしあなたが自分のコンプレックスで悩んでいたら上にある3つの方法を試して見てください。この記事を読んだ方の役に立つことができたら幸いです。
 あなたの生活が今よりもより良いものになる事を願っています。

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