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ピュアパラディンでレジェヒット!

1月の話ですがピュアパラディンでレジェンドへ行きました。
久しぶりにハースストーンに復帰してレジェ迄行けて嬉しかったので備忘録も兼ねての感想となります。
#ピュアパラディン


基本方針

ピュアパラディンはデッキ内のカードを全てパラディン用カードで統一する事で効果を発揮する女伯爵をメインに据えたデッキです。
デッキの構成上、3ターン目迄に裁判所命令をプレイすると必ず6ターン目の時点で女伯爵&ブラッド・クルセイダーのペアが揃うので6ターン目にこの2枚をプレイ、7ターン目に女伯爵の招待状でレジェンドを3連打してトドメを刺します。
女伯爵や裁判所命令自体は元々前セットからの登場ですが、リッチキングの凱旋で鮮赤の戦士や血の紋章といった優秀なパラディン用カードに加えてクルセイダーの登場でコンボ成立が1ターン早くなり明確に強化されました。
それ迄に盤面を制圧出来ていれば尚更ですが高い頻度で登場する6ターン目の5/5、7/7は単純に強力で事前にプレイしていたカード枚数次第でヒカリエイも盤面に加わり更に強固に。仮にこの盤面を崩されたとしても次ターンのレジェ3連打が強力な二の矢になります。通常ならコスト面などの理由で使いにくいレジェンドも無料且つある程度状況に応じて選べるとなれば話は別。思うがままに暴力を振るいましょう。
クルセイダー等のライフロスで初期ライフが事実上、20からスタートしている様な状態になっているせいもあり、必然的にそこに至る迄の1~5ターン目の盤面を維持する事が肝心になるのでコンボ要員以外は盤面を主張する為のカードで埋まる事になります。
事実上、裁判所命令のみの1枚コンボなのでこのカードさえプレイ出来れば形が作れるので安定性が高く、必殺技が通れば勝ち、通らなければ負けと戦闘目標が分かり易いのでどのデッキが相手でもプレイングがブレにくく最適解を出し易いのが良い所です。

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マリガン

とにかく6ターン目の必殺技迄に盤面を制圧し続ける必要性が有るので基本的には1マナミニオンとテンポロスせずに裁判所命令やバフをプレイ出来るストーンハースの擁護者が最優先です。
多分どのデッキが相手でもこの方針は変わらないと思います。その辺りの分かり易さもこのデッキの良い所です。

プレイング

1ターン目から順次ミニオンを展開し、状況に応じて血の紋章の様なバフでバックアップしていきます。
裁判所命令はデッキのコストが高い順に手札に来るので事前にヒカリエイ、クルセイダー、女伯爵のいずれかが手札に有る場合、その分裁判所命令のプレイを遅らせる事が許されます。また、後手だった場合はコインが有るので手札次第では5ターン目にクルセイダー&女伯爵を決める事も可能なので展開次第では狙っていきます。

入れて良かったと思ったカード

水底の救い手
2/2/2は最低限のスタッツですが後の展開を作り易くなるので気に入っています。3ターン目迄には裁判所命令を撃ちたいデッキなので2ターン目コレで1マナミニオンを引き上げて3ターン目に1マナミニオン+命令で極力テンポロスを抑えたり、裁判所命令自体を引き上げてきたりとなかなかに器用です。

入れた方が良かったと思ったカード

コトリ・ライトブレード
現在のデッキリストにも有る様に実際にレジェに行った後からは入れていたのですが、実質血の紋章とのコンボ用とはいえサーチ手段は多数有る上にコンボが決まった時の威力が半端無いので何故入れてなかったの?となりました。あと、当時はそこそこの頻度でハンターと当たったのですがハンター相手だと2/2/3のスタッツ自体が単純に有用なのでやはり何故(ry

検討したけど入らなかったカード

ケルサラスに勝利を!
血の紋章が強過ぎるので次点では有りますが1枚、しかも2マナで2手分動く事が出来るのは普通に強く、聖なる盾との相性も良いので入れても問題無かっただろうなとは思いました。ただ、このカードを入れるとストーンハースの擁護者のサーチ対象がブレる事にも繋がり、そのデメリットを踏まえてでも是が非でも!とまでは行かなかったので入れなかったという感じです。

トゥルーシルバー・チャンピオン
キャリエルとの2択ですね。手札から最大8点のダメージを出せるのは魅力ですがこのデッキは手札からダメージを出さないと辛い相手はそもそも諦めた方が良い気がします。そうなるとアライアンスの旗持ちや水底の救い手などとのシナジーがあるキャリエルタックルを優先した方が良いかなと。

鼓舞の説教
そもそもこのデッキは6ターン目の必殺技迄に盤面を維持する事が至上目標なので4マナという大ぶりなアクションの割に勝ちを更に勝ちにする≒押されている状況では無力なこのカードを採用する理由を今一つ見出せませんでした。
あと、このカードを入れると塗油の騎士のサーチ対象がブレる点も気になっていて確実に血の紋章を引っ張って来られるのとそうでないのとでは戦略の立て易さが全く違うのでプレイスタイルにも合わなかった感じです。
前述のケルサラスに勝利を!ならどちらが来てもまぁ良いかなとはなるのですが。

市税、聖別
インプ共許せねぇ!と思う事が稀によく有るのですが結局ヘルス3以上に無力過ぎるので連中の相手をする時は割り切るべきだと思いました。お守り代わりに1枚程度入れるレベルなら有りかも知れません。

終わりに

ピュアパラディンは裁判所命令、ブラッド・クルセイダー、女伯爵のパッケージが有れば成立する自由度の高さに加えてどのカードもあと1年以上は使えるのでカード自体がナーフされない限りは今後も有用な選択肢になり得るのでは無いでしょうか?
盤面を制圧し続けて勝つのは古来からのパラの伝統的なスタイルなので復帰者にも理解しやすい良いデッキだと思いました。
ご清覧ありがとうございました。


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