Linksys Velop WRT Pro 7 日本語セットアップガイド サポートリンク集
はじめに
Linksys Velop WRT Pro 7はOpenWrtを搭載した世界初のホーム&ビジネス向けプロフェッショナル WiFi 7 ルーターです。
一般的な市販WiFiルーター同等の操作感はそのままに、オープンソースならではの拡張性とメンテナンス性で末永くご利用いただけます。世界各国のISP事業者にWiFiルーターを供給するLinksys製品なので耐久性も抜群です。
工場出荷時点で通電チェックをしたのち初期設定済みだから、多くのインターネットサービスでは通電するだけですぐに使えます。
OpenWrtとは
OpenWrtは2004年に当時世界で圧倒的なシェアを誇ったLinksys WRT54Gをベースに生まれたルーター用OSのオープンソースプロジェクト。世界中の優秀なエンジニアに支えられて、堅牢かつ軽量なLinuxベースのOSとして日々成長しています。現在ではLinksysのWiFiルーターだけでなくブランドを問わず数多くのWiFiルーターに対応しています。オープンソースプロジェクトだからソースコードが開示されているため、動作仕様の透明性も高くプライバシー面も安心、ユーザーが望んでいない勝手な情報収集に悩まされることもありません。ルーターに求める機能は網羅的に開発されており、自由に追加機能を導入したり、ネットワーク設定を詳細にカスタマイズ可能。そしてOpenWrtならではの抜群のメンテナンス性でルーターが長持ちすることが大きなメリットです。
Linksysとは
Linksys(リンクシス)は1988年に米国カリフォルニア州で創業した老舗ネットワーク機器ブランド。世界初の家庭用ルーターを生み出し、その後もWiFiルーター、そしてアンテナの内蔵化、モバイルアプリによる設定等で常に業界をリードしてきました。そして今回Velop WRT Pro 7で世界初のOpenWrt搭載WiFi 7ルーターを展開するとともに、これまで独自機能として提供してきた部分のオープンソース化にも踏み切ります。
現在では世界中のISP事業者にネットワーク製品を供給し、累計出荷台数は2億5千万台を誇ります。
Linksys Velop WRT Pro 7 関連リンク集
Linksys Velop WRT Pro 7 (LN6001-JP/MBE70) 製品情報とよくあるご質問 (FAQ)
https://support.linksys.com/kb/article/6274-jp
Linksys Velop WRT Pro 7 各種インターネットサービス別の設定方法
https://support.linksys.com/kb/article/6902-jp/
工場出荷時の設定について
Velop WRT Pro 7は工場出荷時点でOSインストールとハードウェアへの最適化、初期設定を行った上で動作確認をしています。(※OpenWrtでは本来これらの設定はすべて自分で行う必要があったため、設定が難しいとOpenWrtが敬遠される原因になっていました。)
WiFiのSSIDとパスワード、本体のログイン名とパスワードもそれぞれのユニット毎に固有のものを設定済みです。初期IPアドレスは192.168.1.1です。
工場出荷時の設定内容は、ルーター本体底面のラベルで確認できます。
本体の初期化(工場出荷時の設定に戻す)方法
■ リセットボタンを利用した物理的な初期化する方法
通電中に本体底面にあるリセットボタンを10秒程度長押ししてください。
本体上部のLEDインジケーターが赤色点灯を経て青色点滅に切り替われば、初期化を経てリブートが始まっています。
LEDインジケーターの青色点滅が収まり、白色・赤色・青色いずれかの点灯になれば、再起動終了です。
■ ターミナルからCLIコマンドで初期化する方法
ターミナルでSSH接続して、以下のCLIコマンドを実行します
firstboot && reboot now
■ WEB管理画面からブラウザ操作で初期化する方法
Luciにログインした後、System > Backup / Flash Firmwareへと進み、Perform Reset (赤色ボタン)をクリックします
その他関連リンク
Linksys公式サポート(日本語対応)
https://support.linksys.com/home/?language=ja
Linksys公式サイト(日本語対応・サイト下部に言語切り替え有)