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銀行員として学ぶべき事⑤

こんばんは。今日もお疲れ様でした。

ここ数日は完全に暑さにやられて、noteの更新が手抜きになっていましたが、このシリーズも今日で最後とします。

銀行員として、というよりも社会人としても学び続ける必要がある事です。

それは、「誠実さ」です。

いま世間では、ビッグモーターに関する報道が過熱していますが、顧客軽視、自分勝手、不誠実極まりない企業だと思います。

皆さんはいかが思いますか?

さて話を元に戻しますが、営業の仕事を続ける上で、「信頼関係」を構築する、深める事は非常に重要です。

信頼関係が土壌にあるからセールスが成立する訳ですし、信頼している営業マンだからこそ、その方の大切な友人知人家族をご紹介頂けるのです。

ただ「誠実さ」というのは、非常にあいまいで明確に説明できる方は少ないと思います。

辞典には、
「嘘いつわりがなく、心の底から思って事に当たるさま。 実直でまじめなさま。 または、その度合い。」
と記載されています。

銀行員時代からのお客様
保険代理店となり開業当初からのお客様
長くお付き合い頂いているお客様

こうしたお客様との関係を振り返ると、少なくとも、そのお客様の事を真に考え、当然に噓偽りなく接してきたと思います。

銀行を退職する際に、辞表をパワハラ上司に出したのが5月頃、退職したのは9月末なので、手を抜いて仕事をしても良かったとは思いますが、辞めるのは自分の都合であり、職場の同僚やお客様には関係がなく迷惑はかけられない、という思いから最後まで手を抜いて仕事をする事はありませんでした。

その時にご縁があったお客様とは、今でもご縁が続いています。

銀行員時代と、保険代理店の現在と大きく違うのは、自分でお客様を選ぶ事が出来る点です。

銀行員はサラリーマンですので、お客様を選ぶ事はできませんが、保険代理店は自分のお客様を選ぶ事が出来ます。

時として保険という商品の特性上、ご契約をお断りするケースもあります。

私は、本当にお付き合いを継続したいお客様に対しては、「見返りを求めない」事に決めています。

時間を割いて何度も提案したのに
事故対応で示談を勝ち取ったのに
長く付き合いがあったのに
多くの場合、「~したのに」というのは、勝手に見返りを求めていると思います。

無意識に見返りを求めるからこそ、不誠実な対応となり、良好だったお客様との関係にも小さな亀裂が入ると思うのです。

私は季節の変わり目にお客様にお便りを送っています。
それ以外にも、小さなお子様がいるご家庭には100円ショップで売っている塗り絵や玩具を誕生日に送ったりしています。
還暦古希を迎えたお客様へも、本当に大した物ではないですが、ちょっとしたプレゼントをお送りしています。

これは、自分がやりたいから勝手にやっているだけです。
見返りは求めていません。
単純に、「自分の大事なお客様に喜んで頂けたら嬉しいよね」という思いで続けています。

今もこうして保険代理店を続けていられるのも、「誠実さとは何か?」を問い続けているからなのかもしれません。

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