ウインマリリン天皇賞・春大健闘5着!

すっきりした気分でトレーニングを終えました。いい週末です!!
なんでしょう・・・出資馬が負けたレースを見てこんなに満足できたのは初めてだと思います。

ウインマリリンが天皇賞春に出走し、単勝22.7倍の8番人気ながら5着と大健闘しました~

いや~・・・最後の最後で逃げたディアスティマを差して5着に上がってくれたのがわかった時には涙が出ましたよ・・・
レースは外枠からスタート5分で先行しようとするもすぐに3コーナーなので、外枠のマリリンは内に入り込むことなく外を回され、中団でレースを進めていきます。さらに最初の1000mが59.8秒のハイペースで進み、それなりに流れていたため多分横山騎手はペースがわかっていたと思われるので無理に前に行かずそのままのポジションでレースを進めます。レースラップは1,2コーナーで12秒6~13秒1と落ちたものの、その他のラップは12秒前後とタフな流れ。
4コーナー手前から勝ったワールドプレミアが上がっていくときに少しついていけなかったものの、じりじりと脚を伸ばして最後の最後で逃げ馬を交わして掲示板でした。いや~牝馬が天皇賞・春で掲示板確保ですよ。今回はカレンブーケドールが3着に入って先着しているので、そちらがフォーカスされますが、マリリンも5着です。掲示板です。素晴らしいことです。
前走の日経賞を勝つ前に「勝ったら天皇賞春に挑戦してほしい」と書いたけど、まさか勝つとは思わなかったし、近年メンバーがそろわないとはいっても牝馬に天皇賞春は厳しいのは重々承知してましたので、今日のレースは不安の方が大きかったのですよ。
でもね~よかった。いいレースでした。あとは無事であることを祈ります。
競馬場速報です。

手塚調教師 外枠で内に入れられず、ポジションが後ろになり、外々を回らされました。ラチ沿いを走ることで手前の替え方がうまく行く馬なのですが、それができない分、手前をちょこちょこと替えていたそうです。4コーナーで手応えはあったのに勝ったワールドプレミアについていけなかったのはその影響でしょう。内枠だったら、もっと前のインで進められましたし、ラチ沿いを通れば反応も違っていたはずで、まったく違った形になっていたと思います。着差は大きくなかっただけに本当悔しい思いです。この後はコスモヴューファームに放牧に出し、秋はエリザベス女王杯を目標にして、そこにベストで臨めるよう、ローテーションも含めて色々と考えていきたいと思います。
担当者の目 前走でかなりキッチリと仕上げた後のGIへの挑戦ということで調整が難しかったと思いますが、長距離輸送ををしてもプラス体重でしたし、パドックでも落ち着いて、さすがの仕上げだと感じました。スタートしてからすぐにコーナーとなるため、外枠からスッと前のインを取るのは容易なことではありません。そのため、いつもより後ろの位置取りとなり、道中もポジションを上げることはできませんでした。折り合いにも問題はなく、道中の手応えも良かっただけに、手塚調教師の言うのように、内枠だったらと悔やまれます。それでも、このメンバー相手にやれたことは自信に繋がりますし、GIを獲れる馬だと改めて感じました。牝馬限定戦のGIが一番手が届くところにありますし、秋にはその栄冠を勝ち取りたいところです。

手塚先生もウインマリリンの能力を認めてくれています。今後は放牧に出して、エリザベス女王杯に合わせたローテということで、おそらくオールカマーからエリザベスですね。間隔もいいですから。
もうマリリンはがんがん使う馬じゃなく、狙ったレースで結果を出していく馬になりましたので、レースの数は使わなくていいです。手塚先生でしたらそれはもちろん可能です。今日のレースを見ても牡馬と混じってとなればちょっと足りませんけど、牝馬同士なら十分G1が取れる馬です。そのチャンスはエリザベス女王杯が一番でしょう。牡馬とも戦える牝馬はエリザベスに使わない傾向が近年強いので、カレンブーケドールにはぜひとも天皇賞・秋からジャパンカップでお願いします(笑)
・・・といいつつ、タイトルを取らせたいからとマリリンと同じローテになるような気もしないでもないけど・・・

昨日のゴールドパラディンの勝利と、今日のウインマリリンの頑張りで今日はプチお祝いです。いい週末になりました。ありがとうございます。

来週も楽しみな馬が出走予定だけど、今日はウインマリリンの頑張りを喜び余韻に浸る日としよう(笑)