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有馬記念で時代に購うことをやめた男

有馬記念でしたね。いいレースでした。クロノジェネシスは強かったです。去年のリスグラシューはもちろん強かったんですが、今年のクロノジェネシスも先に行ったフィエールマンを自ら負かしに行ってのものですから強かったですよ。今年は海外遠征をほとんどしなかった(できなかった)効果で国内のレースのレベルが上がって、いいレースが見られるようになりました。そのためかどうかわかりませんけど、JRAの売り上げもコロナ禍でも増えて賞金を原資にして配当を受けている一口馬主である我々にとってもよかったと思いますね。ありがたいことです。

で、有馬の馬券ですが・・・

2020有馬馬券

軸は13番フィエールマンに決め打ちして、相手は5番ワールドプレミア、6番キセキ、12番オーソリティーとして、馬券を馬連、ワイドを買うためにセットしました。それが、001から006までです。
ただね~私は有馬で牝馬を買わないと常々言ってたんですけど、私の脳みそで有馬を予想したら、どうしても9番クロノジェネシスは外せないという結論にしか達しなかったんですよ。
という訳で、最後にフィエールマンとクロノジェネシスの馬連とワイドを追加でセット、そして全8通り購入です。8000円。
結果は最後に付け足したフィエールマンとクロノジェネシスのワイドが当たりまして、オケラを防いでくれました。
見ての通り私の買う馬券は、無茶苦茶勝つことはないですが、負けても被害が少ないように買ってます。今回も一番人気のワイドが的中でオケラを防いでくれました。こういうのは積み重ねが大事ですよ。だけど、大きく勝つことはない。今日もルメールが勝ちに行ってくれたおかげで3着最後差されましたけど、馬券圏内に残ってくれましたよ。こういう競馬ができると思って馬券の軸に据えましたから、私の予想はこの部分では間違ってない。ただ、サラキアが突っ込んできたのだけは大誤算。
もうね、来年から有馬記念で牝馬を買わないということを軸にした予想はやめます。今年も買ってるけど、軸じゃないということで・・・
もう時代に購うことをやめます。牝馬が強い。
これから、いろいろな評論家さんや競馬記者が言っているように、牡牝の斤量さ、セックスアローワンスが2キロで妥当なのかっていところの議論も出てくると思うな。まぁでも牝馬でも大レースを勝てるとなると牝馬でもセールで高値で取引されるようになるから、このアローワンスはこのままだと思う。そしてそれは、出資という形態で間接的に馬を持つ雰囲気を味わえる一口馬主にもプラスだと見ます。牝馬だと牝馬限定戦に出られるし、牡馬のほうが欲しい人が多いから、牝馬はまだまだ牡馬に比べて安いし、それだからこそ出資したいと思う人もたくさんいると思うし、牝馬が強い状況はこれはこれでいいんじゃないかと思いますね。

しかしクロノジェネシスは確かサンデーレーシングで総額1400万ぐらいの安馬だったはず。それがG1を3勝で春秋グランプリ制覇ですからね~素晴らしい活躍です。こんな馬を持てたら一口馬主をやめてもいいですな~

さて、今年のJRAのレースが終わりましたが、ラフィアンは結局、JRA平場で9月6日を最後に勝てませんで、地方交流を除いては38勝で終わりました。ただね、こういうのはいい時と悪い時がありますから、いずれだれか勝ちますよ。私を含めてみんな面白がってネタにしているだけです。
ラフィアンはこんなもんです。これからもこんなもんです。
ただね~以前は私自身全く思ってなかったけど、最近一つ思い出していることがりましてね・・・
ラフィアンは、ラフィアンを続けるつもりなのかって話です。どうも、まったくやる気を感じられないといいますか。今日もね、BRF代表がグリーンチャンネルで有馬記念の予想をしてたけど、あれを有馬記念の予想というのかね?使う方も使う方だと思うがあんなのありがたがって出してちゃダメでしょ?どっかの牧場の馬を「いい馬だねぇ~」と言ってるけど、いやいや、あなたはその馬たちを負かす馬を作らなきゃいけないんだよってわかってるのって。ただね、もうあきらめているのなら話は分かる。だからラフィアンの仕事ぶりにもやる気を感じられないのだろう思うんですわ。
多くの人が言っているように、今のノーザンとBRFの差は、繁殖牝馬の質の差が大部分を占めてます。今はセリが確立して、いい馬はそれなりの値段で取引されるようになってるから、以前のように買い叩いて安く仕入れられなくなっているですよね。だから、自家生産馬が増えるのは仕方ないとしてもその質が脆弱なわけです。買えばいいと思って力を入れてこなかったのがここにきての差ですね。
それと育成のアドバンテージがほぼなくなってきたのが大きいかな?今BRFの育成って、他の育成場と比べてすごくすぐれているんだろうか?優れているのかもしれないけど、その差は間違いなく縮まってるはず。そのため、他場の育成でも早期デビューとか丈夫な馬とかを作れるようになってるんですよね~
あとは騎手とか馬ごとのキャラクターによるレース適性の見出し方とか・・・とにかく、いろいろあるんでしょうけどね。

やる気よね、やる気。あるのかもしれないけど感じられない。

ま、辞めたからあとはガヤるだけです。

あ、そういえば、ウイングリュックのレースを見ました。マイネルはウインに相当の恨みがあるようですな(笑)ただ、あのレースぶりで最後は盛り返そうとしていたところは非常に好感です。もう少しスピードをコントロールできれば…ですね。

暇だと長文になるな・・・全部読んでくれる方はいるのだろうか?(爆)