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○○2歳ステークスの価値

土日の仕事終了。明日は休みです。
台風10号が九州に接近していてNHKはニュース一色ですな。なんとか被害が少なければいいなと思います。で、どうも東海地方も雨風が強くなるようで明日は終日雨ですね。ちょっと疲れてるので昼寝して過ごしますかね。

さて、先週は新潟2歳S、昨日は札幌2歳S、今日は小倉2歳Sと7月の函館2歳Sとともに、夏の2歳ステークスが終了しました。例年、函館はともかく、札幌小倉は多頭数で、新潟はフルゲートの年も多かった記憶ですが、今年はこぞってフルゲートに満たず、新潟2歳ステークスは11頭立て、小倉2歳ステークスに至ってはたったの9頭立てということでいつになく少ないですな。
ちょっと調べてみると2010年から2019年までの10年間で小倉2歳ステークスは13~18(フル)頭、新潟2歳ステークスは2010~2015年までは18頭のフルゲート、2016,17は15頭、2018,19は11頭、16頭と続き今年は11頭です。
以前は、新潟2歳はマイルで直線が長いコースで瞬発力を試せると思っていたのか好んでノーザンの馬が使っていた印象でしたが、今年はオーナーズとキャロットの2頭。どうもあえて新潟を避けているんじゃないかという印象です。小倉は以前から変わらず先のことを考えないで賞金を取りに行くレースなのでそれはあまり変わってない印象ですね。ここで好走しても大成する馬は少ないですから。札幌2歳ステークスも9月末~10月初旬に行われていたころと比べると、勝ち馬等の出世状況を見ると相対的な価値は落ちている感じです。

おそらくこの辺りが時代の流れかと思われますね。夏にデビューして勝ったら休ませ年末やクラシックに備えるパターンなんですよね。この時期に多く走らせるのは良くないと統計を取っているんだろうと思います。将来性が見込めない馬ならともかく、今の段階ではそれがわからないからあまり使おうとしないのでしょう。
この辺がね~ノーザンの大局観といいますか。どのように使えば素質のある馬がいい感じに出世できるかを考えて使ってると思います。今までのデータの蓄積から分析してその結果をもとに使ってるんでしょう。おそらく一番確率が高いレース選択をしようとしていると思われますね。
ただね、このやり方だと素質のある馬はいいけど、大多数の素質がそれほどでもない馬は埋没する可能性が高いと思います。だけど、それはおそらく織り込み済みで、素質馬の素質が伸ばせるほうにかける。だからこそ素質馬が大レースを勝てる。それがノーザンのやり方。

素質馬の素質を伸ばすのか、大多数の馬の方に合わせるのか・・・どちらがいい悪いじゃなくて、方針の相違です。そういうものなんです。

ただ、大レースを勝とうと思えば、そういったことを考えていかないと今後もっと厳しくなるんじゃないかと思いますな。色々考えているライバルに立ち向かうにはもっと考えて立ち向かわないとね。
まぁでも大レースを勝とうと思わなければ、どうでもいい話でしょうけど。

さて、今日は2頭でしたが、アイヴィーサはもういいでしょう。
プリュムドールはデビュー戦9着でしたがもう少し見てみたいね。そんなに悪いレースぶりには見えなかったですから、もう少し見たいところです。

どっと疲れた・・・