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行く馬来る馬~ウインハピネス引退

さて、折り返しの水曜日。株価の下げが止まりませんな。岸田ショックといいたいところですが、資源高や中国企業の株取引停止の影響とか諸々あるみたいで、岸田総理もついてないですな。まぁでも、金持ちや株もちに特化した増税を検討すれば、金持ちから嫌われるのは当然です。何かやりたいのならこのぐらいのことに耐えられないとダメでしょうな。

さて、昨日、タブラオと同じレースを走ったウインハピネスですが・・・

宗形調教師 今日は行きたい馬も多く、1600mでもありましたので、流れが速く、後ろからの位置取りになってしまいました。直線も反応はしているのですが、ジリジリという感じでしたね。休養前の走りならここでも楽に足りるのですが、普段乗っている真島も「状態自体は上がっているが、いい頃の体の使い方に戻らない」と話していました。レース後の反動自体は休養前からひどかったですし、今は間隔を詰めても使えているように、逆にその頃と比べると反動は少しマシになっているくらいなんです。ただ、裏を返せば以前よりしっかり走れていないということにもなるのでしょう。それと、普段からあまり息遣いが良くない馬で、年齢と共にノドの悪化があり、苦しくなっているのもあるでしょうか。これだけの力のある馬だったのに、立て直せず、本当に申し訳ございませんでした。

担当者の目 今回は間隔を詰めて使いましたが、トモの状態も回復し、「状態は使いつつ上がっている」と言われるほどで、決して状態がひどく悪いわけではありません。前回1400mを使い、レースの流れにも乗れていましたから、1600mでどういう競馬ができるかでしたが、後方からラストも脚は使えませんでした。長期休養明けから5戦目ですが、休養前のいい頃の走りが完全に影を潜め、復調の兆しは見えません。元々がレースの反動が大きい馬で、そこに年齢的なもの、精神的なものも加わり、以前の走りを取り戻すのは難しくなってきています。出資会員の皆様には大変申し訳ございませんが、ここでファンド解散の方向で話を進めさせていただきます。

そもそも、同じレースで真島騎手は別の馬に乗って勝ってるのですが、ウインハピネスが勝負になりそうならこちらに乗ってるはずですものね。こういうところからもウインハピネスの衰えを間接的に感じたところでしたが、ウインの判断はファンド解散、引退となりました。妥当な判断だと思います。

今までよく頑張ってくれました。中央では結局未勝利、500万クラスとJRAでは勝てず、2勝とも地方交流戦。1000万条件ではまったく通用しませんでした。それを見て早目に地方に移籍。それから5連勝を含む10勝を挙げて通算12勝。十分な活躍だったと思います。
年には勝てませんよ。いろいろガタが来ますしね。無事に終わってよかったと思います。お疲れさまでした!

それとタブラオなんですが、どうも逃げたのは掛かっていたからということで、作戦ではなかったようです。まだ息遣いも悪かったということで次走は変わってくるんじゃないでしょうか。またいつか森泰斗騎手が乗ってもらえるとありがたいですね。

南関東での活躍は、ウインハピネスからタブラオにバトンタッチです。
こうやって時代は進んでいきます・・・・