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シナリオ案(④聞こえるはずのない声/石澤大輔さん)

【ログライン】

突然ぬいぐるみの声が聞こえるようになった男が、全く同じ声を持つ女性と出会い恋に落ちるが、2人の間には互いに知らない過去のつながりがあった。

【あらすじ】

ある日、光汰(20代)が目を覚ますと、見覚えのないクマのぬいぐるみが突然話しかけてくる(女性の声)。
驚きつつも、その声にどこか懐かしさを感じた光汰は『クマ子』と名付けて生活を共にするようになり、周囲から訝しがられる。
そんなある日、光汰はクマ子と全く同じ声を持つサナ(20代)と出会い、2人は惹かれあっていく。
ダメもとでクマ子にアドバイスを求めた光汰だったが、そのアドバイスは見事なまでに全て的中していき、光汰とサナの交際が始まる。
だが、光汰とサナはある日のデート中、怪しい男(50代催眠術師)に「仲直りしたんですね」と話しかけられる。
状況を理解できていない光汰達の反応を見た怪しい男は「まずいことを言ってしまった」と逃げるが、嫌な予感がした光汰は彼を追いかけ問い詰める。
そして明らかになったのは、かつて光汰とサナは長年付き合っていたカップルで、破局後に彼の催眠術によって互いの記憶を消したという事実だった。
さらには、光汰だけ寂しさを埋めるため、クマのぬいぐるみにサナの人格を投影させて会話できるようにするという催眠術をかけてもらっていたということも知る。
事実を知った光汰とサナは再び記憶を消してもらい、クマ子の催眠術も解いてもらう。
翌日、見覚えのないクマのぬいぐるみを捨てようとする光汰だったが、なぜか捨てられずに直前で思いとどまる。

※時間がなかったのであらすじのみで投稿させていただきます。脚本の書き方についてはある程度把握しているため、以下をご参考にしていただけますと幸いです。



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